漢検受けてきちゃいました・その2 受験報告
白魚一寸さまのブログで答え合わせのスレがあることを知りました。
2日前になって受ける気になった管理人の、今回の泥縄式学習の様子は「漢検受けてきちゃいました・その1【ギリギリ前日までの行動】」をご参照ください。
多分受験する皆さんは真似しないで、「このやり方はやめたほうがいいな」という観点から他山の石とされるのがよろしいかと。
うん、なにかしら受験する人の役に立てればいいんだ。
今回ほとんど漢検記事UPもできなかったんで、せめてもの罪滅ぼしにネ。 ■受験前 自宅&電車&試験前にやったこと
9時起床。予報通り、起きると結構な雨。
よく寝たせいか、心配だった偏頭痛も、体調の悪さのぶり返しもなくて安心する。
しばらく寝床で「絶望先生13巻」を再読して心を落ち着かせてから、起きる。
オットの人と話しながらご飯を食べつつ(オットの人はすでに済ませている)TVザッピング。
面白い番組もないので、ちょこっとガーデニング(ミニバラの剪定)をしてから勉強開始。
1.昨日の直前学習の復習
昨日復習して結構な量の「これ出題されたら間違えたよね」という「本試験型」の問題を書き抜いたレポート用紙をおさらい。
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漢検一級問題集 実戦編
やや難しいです
これから受けるなら、この問題集です。昨日やった問題集(結局終わらなかったですが)「1級漢字検定問題と解説 2009年度版―日本漢字能力検定準拠 (2009)」の復習。
この問題集の巻末に「直前対策」というコーナーがあって、こちらもちらちらチェック。
ただし、「常用漢字の表外読み」「複数表記のある当て字・熟字訓」は「コレ無理!」とあきらめ、「故事・諺」を一通り見ました。
この「故事・諺」は複数の問題集にも出ているし、過去問でも頻出なので、直前にチェックするのはかなり有効です。
やはり、今回も問題に出ました。
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2.持っている教材を早足で部分的に確認
「漢検過去問題集1級/準1級」(しのぶんのは19年度です)も一通りざっと1級問題に目を通し、本番へのカンを養っておきました。
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過去問で傾向を知る「漢字検定ステップアップ30日準1級・1級 」(しのぶんのは2008年度版)は、回答が別冊で面倒くさいので、巻末の「よく出る故事成語・諺」をさらっと読むだけにしました。
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直前に活用したのは「完全征服」。
同じページの下に解答が載っているので、速読の要領で、読み、書き、熟語を中心にパラパラと短時間でかなりチェックできました。
時間がなかったので、解答欄だけをパラパラ見てる感じ。
文章問題はパス。
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漢検一級基礎のエッセンス
旧字体も正確
漢字検定一級の基礎
やっぱりこれはやらなくては…。「漢字検定 1級・準1級」は今回直前学習では四字熟語のページをちょこっとだけしかやれませんでした。
「漢検合格ノート 1級」もちょっと気休めにパラパラ。
あとは、単語帳の解答部分の字をパラパラとチェックして終わり。
で、いよいよ試験開始です。
■今回の受験で変わったこと
今回から、標準解答は1週間後に郵送されることになりました。
あと、基本的には途中退出は不可で、退出した場合は問題用紙を持ち出すことができないとのこと。
途中、冷房で冷えて非常にお手洗いへ行きたくなった管理人は試験終了後まで、かなりのガマンを強いられました(まあ、時間はめいっぱい使ったので途中退出はありえないのですが)が、終了後の用紙の枚数確認に異様に手間取っていて、(多分他の教室より遅かった)ちょっとイラっとしました。
他の受験生もイラっとしてたようです。
いい加減膀胱の限界もあるので、途中退出できなくなった分、説明などはテキパキとやってほしいです。
■受験生の様子
大雨のせいか、欠席の人がちらほらいるようです。
受験者の年齢層は相変わらず小学生〜お年寄りまで幅広いですね。
意外と高校生や20代くらいの女性の受験者が増えてるような気がします。
若い男性は少なめ。
■受験の感想
今まででは一番体調が良く、時計の忘れ物もなく、途中からトイレに行きたくなってしまったのをのぞけば落ち着いて受験できたので満足です。
でも、冷房寒かったよ!!
服でカバーできない、手先がかなり冷たくなりました。
緊張して動悸がしてすっぽ抜けるのも多く、2回ほど、わからなくて空白にした部分を解答欄ずらして解答してしまい、焦りました。
最初の15分くらいはこんな風にアワアワして(これで余計動揺する)たのですが、しばらくしたら落ち着きを取り戻せました。
直前に泥縄式学習した中からの出題がいくつもあったので、ラッキー!と思えたのも、気分を立て直すのに役立ったと思います。
「とりあえず、今まで覚えたことを落ち着いて思い出せば大丈夫」と、自分に言い聞かせつつ解くことにしました。
うっかり思い出せなくても、リラックスして何も考えたり迷ったりしなければ自然と手が書いてくれる(実際今まで、考え込みすぎて失敗することが多かったので)、という感じでとにかく平常心を保つことに終始。
あと、やっぱり思ったのは、「時計があるといいね!」ということ。(前回の受験記参照)
時間配分ができるので、今回はきちんとメモも問題用紙に書けました。
わざと、解答した部分を見ずに、もう一回自分で解く気持ちでメモしたら、すっぽ抜けていた字もスラスラと書けましたので、この作戦は成功デス。
■今回間違えた問題
今回の目標は「うっかり」をなくす!ということです。
どんな試験でもそうですが、どうしても解けない難問は落としてもいいので、つまんないミスで「できたはずなのに!!」という悔しい思いをしなくて済むよう、着実に実力を発揮するのが一番。
180点レベルは到達できてない自覚がありますが、平常心ならギリギリ160点の合格ラインは超える程度には解けるはず。
ズバリ、今回は心身コントロールが課題です。
これ、バイオリンでも職場でもそうなんですが、「リラックス(脱力)しつつ、きちんとこなす」というのは自分の人生の課題だとここ数年で気づきました。
標準解答がないので、今回は以下を使用して確認しました。
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漢検1級を受けるならあると便利です。
漢語復古に向けて!!
使いやすいしかし・・・これらでわからなかった超難問が一問・・・。
ネットで検索してわかったのは、「行器」です。
読み方は後述します。
(1)読み問題 -6点
【音読み】
紅裙 (こうきん) 「きん」と「くん」で迷って「きん」にしてしまいました
糶売 (ちょうばい) 意味が同じ語で、「糶糴」と「糴糶」があり、「てきちょう」「ちょうてき」と両方あるのは覚えていたのですが、糶=「てき」と間違えてしまいました
大纛 (だいとう) これ、つい最近「1級漢字検定問題と解説 2009年度版―日本漢字能力検定準拠 (2009)」で訓読みの「纛 はたぼこ」が出てきて、そのときに自分で調べて音読みも書いたのですが・・・すっかり忘れておりました。「オウ」という母音の読みなのは覚えていたので「ダイほう」と答えてしまいました。
楮幣 (ちょへい) お金の意味だと思い、「阿堵 あと」を連想して、とへいと解答。試験終了後、よく見たら「楮 こうぞ」でした。
【訓読み】
鰄 (かいらぎ) これは全くわかりませんでした。
Yahoo!辞書より意味 問題文では茶碗が出てきたので2の意味ですね。
鰄・梅花皮
1 サメ類の背の中央部分の皮。硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘(さや)・柄(つか)などの装飾に用いる。また、その皮で装飾された刀。さめかわ。
2 茶碗などの釉(うわぐすり)が焼成不十分のために溶けきらず、さめはだ状に縮れた状態。井戸茶碗の腰部や高台(こうだい)の見どころの一。
美術鑑賞のときに役に立ちそうな知識です。
燠か (あたたか) これもわかりませんでした。
(2)書き問題 -6点
もくしょう (目睫) 目偏ではなく、手偏にしてしまいました・・・。意味が通らないからこの字だと変だなと思っていたのですが。
髪に桜の小枝を かざ した (挿頭) 「翳」にしてしまった・・・。文をよく読めばよかったです。
振り かざ した (翳) こっちを「挿頭」にしてしまった・・・。
(3)国字 -0点
一瞬緊張していつもスラスラかけてるはずの「やがて」がスッポぬけそうになるが、落ち着きを取り戻してクリア。
(4)意味 -0点
「ひんせき」の「斥」の字が突然すっぽぬけたのですが、問題用紙へのメモ記入の時に普通にさらっと書けたので、クリア。
まだまだこのへんは緊張していたらしい。
[6/27追記]--------
標準解答が来る前に、もう一回よく見直してみたら、2問間違ってました・・・。
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雲がたなびくさま⇒あいたい (靉靆) これはなんの迷いもなく「縹渺」と書いてしまった・・・。意味違うのに(−−;)どっちみちこの字は読みはできても、書き取りをやったことがないので、書けないと思う。
極度に物惜しみする⇒りんしょく (吝嗇) 「吝嗇」は書けたし、意味もわかっていたのに!!なぜか「アレ・・・りんしょくがない?!」と思って焦り、「しかたないからここは貪婪?」とか思ってました。2chとdaisakuさまのブログで「こんな字あったっけ」と思って見直してみたら、ちゃんとあったのでかなりショック。
(5)四字熟語 -4点
せいせつ不食 (井渫) タ行以降の四字熟語はかなりしっかり覚えたのですが、これは復習がアヤシイ部分の熟語で、最後まで文字が出てこなかったです。
しょうふう弄月 (嘯風) これが一番今回悔しかったミス。何度も書いてたはずなのに、うっかり旁の上の方に草冠をかぶせてしまいました。「瀟」と混同した模様。
(6)熟字訓・当て字 -2点
行器 (ほかい) これ、全く知りませんでした・・・。辞書でも普通に引いて出てこないのでネットで調べました。
みなれない言葉なので「あん」の読みだと思ったのですが、予想外デス!!
Goo!辞書より
意味
食物を入れて持ち運ぶのに用いる器。
形は丸く高く、蓋(ふた)と外側へ反った三本の脚があり、杉の白木製のものや黒漆塗りのものなどがある。
「外居」とも書くようです。解けた人はすごいです。
全部やり終えてない問題集もあるのでなんともいえませんが、今までやった問題集の中には出てなかったような気がします。
(7)熟字読み -2点
擺く (ひらく) これ、やった記憶がありますが身についてませんでした。
(8)対義語・類義語
【類義語】
躊躇 ≒ てきちょく (躑躅) 最後まで「躅」にするか「跼」にするか迷って何度も書き直した末、間違った方を書いてしまい、かなり残念です。
[6/23 追記]白魚一寸さまのブログで気がついたのですが1問ミスしてるようです
鶴首 ≒ ぎょうぼう (翹望) 「仰望」にしてしまった
(9)故事・成語・諺 -2点
藜羹を食らう者はタイロウの滋味を知らず (大牢) これ、自分で記事にしていたのに・・・。これ記事にした!ということは思い出したのですが(^^;)
復習不足その2。記事も読み直しておけばよかったデス。
(10)文章題
文章題は最初から難問が出ることが予想されるので、1〜9までの問題をいかに確実に正解するかが勝負だと思います。
やはり、今回も答え(と思われる字)を確認後も「多分これは書けない」と思われるものが多かったです。
A 幸田露伴『活羅が妻』 -4
攬る (とる) 「とる」という読みがあるのは知っていたのですが、もしかしたら「える」という読みもあるのかも・・・と迷って失敗。確実にあるとわかっている読みを素直に答えればよかったのです。残念。
変に考えると失敗するシリーズをまたやってしまいました。
蹉躓 (さち) 「躓」は「つまづく」の訓は知っていますが、音もどこかで見たような。でも、一度どこかで見た程度の学習しかしてない自覚があり、身についてないです。
きんかく の勇将 (巾幗)<おそらくこの字ではないかと これは「読み」問題で出てきたら「知ってる」と思えますが、意味から考えて解く場合はまず出てこない言葉です。
景祖の妻が有能であることを表現した文章なので、「女性」の意味を持つこの字だと思うんですが。
B 北原白秋 『食後の歌』序
倏ちに (たちまちに) 「あながちに」と書いてしまいました。
「倏忽 しゅっこつ」は読めるのですが・・・。
「時間がきわめて短いさま」の意味までわかっていたら、「たちまち」が迷いなく出るはずで、意味があやふやだったのがわかりました。
彼の のうしょう は 全く三角稜の多彩・・・ (脳漿?能声?) これ、前後の意味で 服装は訥朴だが、という逆説でつながっているため、外面と対照的に内面は、という意味がと類推しました。
それで、頭の中は、という意味で「脳漿」と思ったのですが、正解はどうなんでしょうか。
[6/23追記]これで正解のようです
一応、これを不正解とすると (10)は-5点になります
ちんめん (沈湎?) 正解がイマイチあやしいのですが、「沈面」と書いてしまいました。
C 芳川顕正『市区改正意見書』 -4<マニアックだな・・・東京「府」知事です。
せきえい (隻影?) 「跡影」にしてしまいました。
其の と を安んぜず (堵) 「肚裡」を連想して「肚」にしてしまいました。
以上、標準解答がもらえるまでは暫定なので、答えについては間違っている可能性がありますが、とり急ぎ参考のためにUPしました。
標準解答が来たら適宜追記します。
■自己採点結果(暫定)
今回はメモも落ち着いて残せたのであまりブレはないと思うのですが・・・
[6/23追記]改めて採点しなおしましたが、結果的には同じ点数になりました。
[6/27追記しました]
これでブレがなければ合格なのですが・・・いっつも違ってるから自信ないなあ・・・。
-41で 159/200 ギリギリで落ちてマス!とほほーん。ま、今回はギリギリ受験のわりには緊張しないでできたのでよしとして次回がんばろう。<懲りない
今回は受けるのやめようと思ってたのですが結果的には受験してよかったと思っています。
今までで一番落ち着いて受験できたので、試験後の後味の悪さも少なかったです。
もちろん、上記の通り多少「もっと落ち着いてやれば」という問題もありましたが、復習不足は自覚してたので、今回はうっかりが減っただけでもかなり満足です。
うまく行って合格していたとしても、1級レベルの知識は美術鑑賞や読書に必要なものが多いので、今後も定番記事としてUPしていくつもりです。
日本語なのに知らない言葉がこんなにあるなんて・・・と毎日思って暮らしています。
勉強してもしても足りない、一生物の分野だなと思います。
漢検リピーターの方、高得点の方の知識はものすごいはずです。
勉強すればするほど、そういう人たちへの尊敬の念は高まるばかりです。
ちょっとでも近づけるように、ぼちぼちやって行きたいと思います。
以上、長文におつきあいくださり、ありがとう御座いました。
もし参考になりましたら





































