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歌舞伎座10月公演「牡丹燈篭」「奴道成寺」

2007.11.05(20:50)
先月漢検直前に観にいってしまった歌舞伎のレポを今頃してみます。
(だって数ヶ月前から楽しみにしてたからぁあ!)

やってきたのは歌舞伎座
久しぶりにお出かけ用小紋を着てみますた。今しか着られない秋の模様が入ってるので張り切ってみる。
他にも着物姿が多いのは、歌舞伎座ということだけでなく、雨が続いた中珍しく晴れたということも大きかろうと思われます。

見たのは夜の部。

一、通し狂言 怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)
二、 奴道成寺(やっこどうじょうじ)


⇒公演の内容はこちら
「牡丹燈籠」は仁左衛門と玉三郎という往年の玉孝コンビということで非常に楽しみにしてました。
ただし、今回玉三郎の役は長屋の女房「お峰」で、お姫様ではなくて年増です。
仁左衛門はそのオットの「伴蔵」。
二人ともコミカルな役です。

玉三郎は長身で首の太さ(20キロ以上の衣装を着るのでしっかりしてないと無理ですからね)はよく見るとそのへんのサラリーマンよりもずっと逞しいのですが、本当に見事にすらりとたおやかな女性に見えるのが、いつも感心させられます。

今回の役は時々地声で志村けんのおばあさんみたいな、独特の面白い話し方(わかりますか?)をしてたり、間の取り方がとても上手いので皆会場は大笑い。

仁左衛門もさすがにコミカルでありつつも伊達な感じがちらりちらりと出ていたり、夫婦の絆が良く出ていました。
足を投げ出して転がったり(腿全開)結構サービスサービスぅ♪

牡丹燈篭が座席や舞台の上に出てきたり、ホタルが飛んだり、回り舞台での場面転換、舞台設置中に語り部役(原作者である三遊亭円朝が語るという粋な演出<これは大西信行の脚本による演出)が出てきたりなど、テンポがよく観客を飽きさせない歌舞伎の演出の工夫も堪能できました。

最後は悪いことをした人たちはそれなりの報いを受けるのですが、伴蔵とお峰の場合は意外な結末。

直前に、浮気を責めるお峰、平謝りの後、開き直ってDVを働く伴蔵、しかし苦労した昔を思い出し詫びて和解する二人、という昔コレ見た女性(や今の色々苦労している女性)は共感したり、ある種のカタルシスを得たりしつつしみじみする夫婦愛を描いているだけに、「ええ?そう来るか?!」というオチでびっくり<あらすじを知らなかったので

以下ネタバレ↓
自分の悪事(お金と引き換えに幽霊の手引きをし、恩人の新三郎が死ぬ羽目になったこと)がばれると困るのでお峰を殺してしまった伴蔵が、死んだお峰を抱きかかえて「お峰・・すまねええ!!」と絶叫して終わりなんデスが、
「だったら殺すなYO!」「謝るくらいなら何故?」というツッコミが友人としのぶんから入ったのは言うまでもない☆


前半、本来良く知られる牡丹燈篭の登場人物、萩原新三郎(愛之助<色男でした)、お露(七之助<愛らしい)は乳母のお米(吉之丞<真面目なのにコミカルな役で幽霊になってからさらにおかしい)も良かったです。

お峰が人のいい男に酒を勧めつつ伴蔵の浮気を聞き出すところはおかしかった。

歌舞伎のお約束・人間関係が意外とせまっ!!ということで、複雑に絡んでゆく人間模様が「悪いことしてちゃダミだよ」的な結末へとつながります。

お家のっとりなども絡み、たくさんの人が殺されまる人殺しの場面はかなり凄惨ですが、ここがまた見せ場でもあるため、浮世絵のようにポーズをところどころ決めてくれてカッコイイんですよね。


良く知られている怪談「牡丹燈篭」はもともとは中国の「牡丹燈記」という話を仮名草紙が翻案し広まったものです。
鶴屋南北(四世)による「阿国御前化粧鏡」で取り上げたり、岡本綺堂の「牡丹燈記」もあります。

歌舞伎は上でも書いた円朝の落語↓が原作になっています。
怪談 牡丹燈籠  岩波文庫
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おすすめ度の平均: 4.5
4 こいつは見事なり
4 幽霊話と敵討ちの2本立て!!
5 見事なストーリー展開!


読みやすい現代語訳版はこちら。
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落語でせめるなら「桂 歌丸 牡丹燈籠完全セット」なんてのもアリ。


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おすすめ度の平均: 4.0
4 四谷怪談とセットで・



中村座のNY公演もピカレスクロマンで人殺し場面が多かったですが、見事に演出しちゃうセンスを見ると歌舞伎ってやっぱり大衆藝術として秀逸!!と感心しますね。

どうでもいいけど、公演中がさがさがさがさ数分間(10分以上かも)うるさく袋をいじってたおばはんがいて非常にいやんでした。皆振り返って見てるのに我関さず。ある意味最強。
どういうわけか、きちんとした劇場でマナー悪いのって中高年以上が多いように思います。若い人の方がずっときちんとしているのは、お金がなくても本当に見たくて来てる人が多いからでしょうね。
とりあえず、興味ないならカ エ レ!と思いましたよ。


坂東家の若手の顔見世もかねての舞台、奴道成寺
小さい子も二人まじって躍動的でおかしみのある踊りが堪能できます。
しのぶんは子供だったらなんでも「か~わ~うぃ~うぃ~♪」と喜ぶタイプではないので結構シビアですが、二人とも上手でした。特に少し年上と思われるりりしい顔の子は、姿勢などがビッとしていて基本がかなりできている印象でこれから楽しみですね。
小さい方の子はコミカルな感じの個性がありました。

お面をつけかけてけんかする男女(客と遊女)と、仲裁する男(太鼓持ち)の3役を表現する踊りなど、面白い趣向でした。

若手が飛んだりはねたりアクロバティックナ動きをしたり、女性のたおやかな踊り、男性の荒々しい踊り、坊さんたちの面白い身振りなど変化に富んだ踊りが楽しめました。

舞台の最後で、手ぬぐい?をご祝儀で投げてくれましたが、取れませんでした(^^;)
いやはや久しぶりの歌舞伎ですが、かなりエキサイティングで面白かったです。
全然眠くならない舞台でした。

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