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「地球の旅人」「球体二元論 細江英公の世界」「光と影」展

2007.02.05(23:48)
[2/6に書いています:1月に半分くらい書きかけてたんですが・・・今ごろアップ。終了した展示もあり、間に合わなくてごめんなさい]

実は年末にぐるっとパスをまた買ってしまった管理人です。

抽選に当たって味をしめたというわけではなく(笑)・・・ちょっとはあるかも・・・・観たい展覧会がたくさんあったので、買った方がお得だろうということで。
前回時間切れでいけなかった場所にも行きたいですしネ★

年末から色々見ている展覧会(またレビューがたまってしまう・・・・・その前の分もたまっているのに・・・)は、以下の通りです。すべてぐるっとパスで割引・無料になっています。

定時で上がって展示を観たり、一日で鬼スケジュールを組んだりしています。
こういうとき、やはり夜間会館している美術館があるのは大変うれしいですね。

★は、初めて行った美術館です

国立近代美術館      「揺らぐ近代」
出光美術館        「出光美術館名品展Ⅱ」
国立近代美術館工芸館★  「松田権六」
あいだみつを美術館★   「開館10周年記念特別企画展」


で、さらに行って来たのが東京都写真美術館です。

相変わらず、客層が若い&おしゃれ&ホモ疑惑なモッズヘアCMに出てくるような外国人男性ふたりづれ(偏見はやめよう!)が多い美術館です(笑)
「光と影」展 
※ぐるっとパスで無料
2007年2月18日(日)まで開催中
                                


パンフと、「地球の旅人」展で入り口に置いてあった葉書(無料で数種類配るとは太っ腹☆)。

昔は写真にはあまり興味がなかったのですが、最近色々見ているうちに面白いなあと思うようになりました。
写真は実際にあるものをうつしてるだけではなくて、そこに技法なり視点なり、撮影者によって芸術になってゆく過程を見ることが楽しいです。

part1「光の画」
タルボットの「フォトジェニック・ドローイング」という技法の「絵」は、モノクロ写真、とはまた少し違う世界でした。
あまりにも有名なマン・レイの作品も、じっくり近くで見たのははじめてかも。
マットな不思議な質感に驚く。

日本写真会の日本人写真家の「絵になる風景」の切り取り方は、それぞれなんとなく浮世絵のようなシンプル+大胆な感覚が心地よい。

片桐飛鳥のシリーズは、色も形も吸い込まれてゆくような心地よさがあって、なんかに似てるなと思ったら、よく話で聞く臨死体験で観る光景のようだと気づきました(笑)
写真集のチラシ。ちょっと折れてしまった(^^;)↓




part2「影なるもの」                              上記のパンフのレントゲン写真を撮っているのはフィンランドのサーラ・エクストロン。死と生の独特の感覚が伝わってくる作品です。
                                 


この展覧会のポスターになっている上の写真は、色々なアーティストの影のポートレイトは、杉浦邦恵の作品。
なんと草間彌生のポートレイトもあり(日傘をさしている)、壁一面に各アーティストの人柄を表すような実に生き生きとした影が踊っています。
やはり、これが一番面白い展示でした。


最後に、真っ黒いクラシカルな額縁に入った絵が並んでいるのは、小野祐次の作品。
その正体は「自然光で撮った名画」です。フラッシュがないと、モノクロで撮った名画はどれも真っ黒でわずかに絵の具の盛り上がりらしき不規則な濃淡以外はさっぱり原型がわからない状態に。フェルメールなんてほとんど仕上げが平らなため、のっぺりして全く何が描かれてるか不明。近代画ならもう少しわかるかも。

目がチカチカする赤い写真もあったり、カラー・モノクロといろいろバリエーションがあり、どれに引きつけられるか好みが出るところでしょうね。

「球体二元論 細江英公の世界」

展示は終了しました。




1/14の新日曜美術館で紹介されていたのですが、放映前に行けて良かった(笑)
TVで放映されると混雑する、というのがよくわかったので極力見たいものは早めに観にいくようにしている管理人です。
行った後に放映されると勝った気分になります(笑)

少し前に、近代美術館の特集コーナーで、「薔薇刑」の展示があったんですよ!!
そこで「三島由紀夫に似てる・・・・」「そしてさぶ臭がしますよ、いいの?!」とおもったのですが、三島本人だったとは!!!

今回気づくといううかつなワタクシ。
まだそのときのカタログ読み返してないからという言い訳でひとつ。

しかし、ここまでやるとは三島由紀夫ってヒトがいいというか純粋なヒトだったんではないかなあと(美輪明弘もそんなこと言ってたし)。
新日曜美術館で細江英公本人が出演しているのを見たら、過激な写真を撮っているとは思えないほどなんだか温厚そうなおじさんで二度びっくり。
「薔薇刑」は三島邸で撮影されたとか、あの写真取ってる横に三島の父親がいて、心配そうにしてたとかいうエピソードがすごいと思いました。

あと、展示観てたらハンサム外国人の男性二人組がやけに嬉しそうになんか話していて気になりました(苦笑)

男女の体が密着した白黒の対比で濃密に写し取ったシリーズ「おとこと女」、エロいようでエロくない感じが面白いです。でもやっぱりエロい?(笑)
何がどうなってるのかよくわからない接写なのですが、人間の体がこう見える瞬間ってなかなか無いよね、と思って見ていました。

女のヒトの化粧は60年~70年のせいか、濃いデス。

鎌鼬」では暗黒舞踊の土方巽(や、その系統のみなさん)の子供が見たら確実に泣きそうなポートレイトもあり。
日本の農村でロケしてとったこれらの写真は、「昔、村にひとりはいたであろう狂人」と「それを普通の風景としていた村」への追憶のような感じ。
うすら怖いような、懐かしいような不思議な感じになります。
うまくいえないけど、昔の横溝正史の映画のような空気というか、燦燦とした明るい田舎道に転がっている日本人形を見たときの気持ち、とかそんな感じ。
古い布、農家、畑に、出没する狂人のような土方。
走ったり、しゃがんだりしているのを子供達、農家の人々が楽しそうに見ているのがなんか面白い。甚だしくは輿みたいなものに乗せて担いじゃってるし(笑)
異様なのにヒューマン。

絵本シリーズという「え?そこに着地するの?」という作品もあり、ガウディの作品を写したものもあり、色々な面を観ることができて、面白かったです。

たかちゃんとぼく
たかちゃんとぼく
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ベティ・ジーン リフトン Betty Jean Lifton 石津 ちひろ 細江 英公
小学館
売り上げランキング: 104202
おすすめ度の平均: 4.0
4 極めてレベルの高い写真童話

この絵本はなかなかよかったです。日本の美しさがさりげなく上手く使われています。

外国人の少女のリリカルな写真もありました。

ガウディの宇宙
ガウディの宇宙
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細江 英公
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2 わかんないや!


全部網羅しているこの写真集は買えばよかったかも、とちょっぴり後悔。
写真家・細江英公の世界―球体写真二元論
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展覧会の名前は著作からきているんですね↓。
球体写真二元論―私の写真哲学
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おすすめ度の平均: 5.0
5 球体写真二元論→芸術とは自由でありたい。



「地球(ほし)の旅人」
※「球体二元論 細江英公の世界」展との通しチケットで1000円なり。


2007年2月18日(日)まで開催中 < まだの方は急いでどうぞ☆(オススメ)





上記はややマニアックな感じがしなくもない展示ですが(苦笑)、この展示は自信をもって万人にオススメできると断言します。
自然の写真かあ、とあまり期待もせずに入ったのですがこれが大間違い!!

前川貴行の動物写真にまず釘付け。
動物の写真もなんというかただの生態の写真ではなく、こんなに生き生きとしてるとは!という感じで見てしまいました。

猪の赤ちゃん・瓜坊が鼻をちゅん、という感じでこっちを観てる写真なんて、微笑んでるみたいでラブリー。
かと思えば、血を滴らせ鮭をくわえる熊が暗闇をバックに浮かび上がる迫力。
寒そうな風景の中の動物たち。


大きくパネルになってるとさらに迫力があるという。

ネイチャーフォトがこんなにドラマチックとは思いませんでした。
展示に行けない家族などに見せたいと、思わず写真集も買ってしまいました。

菊池哲男の山岳写真は、そのまま山頂にいてその冷たい空気が感じられるような、臨場感にあふれる写真でした。爽快の一言。
山に興味がない私がこんなに感動したのだから、山が好きな人はどう思うかなと思ったり。雷を捉えてるのは面白かったですね。


林明輝(りんめいき)の森の写真は、色がとにかく印象的。
自然にはこんな色があふれてるのか、という感じです。森の地面から立ち上る靄がオレンジ色に光っているとか、水のグリーンとか、白い水芭蕉の咲く水面が夕暮れをうつして鴇色~藤色になっているとか。

こんな美しい光景を写真に撮って私たちに見せてくれてありがとう、という気分になります。
体力無い自分が実際には見られないであろう場所なので、余計にありがたく思います(^^)

まるで自分がそこにいるような臨場感は、擬似森林浴というかなんかそんな感じで脳からいい感じにリラックス(笑)
観に来てよかったとすがすがしい気分になった展覧会でした。

これ、最後に見たんですが、正解かも。
ちょっと個性の強いほかの写真を観た後で、最後に見てホッとするのがいい感じです。

パラパラめくるとリラックスできる写真集は買って大正解でした☆



よろしければポチっとな★してくださると嬉しいです(*^^*) ↓

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コメント
【】
「地球(ほし)の旅人」展、見てきました。

前川貴行氏の動物写真では、
アメリカの国鳥のハクトウワシが目立ちました。
見た目は羽がフワフワで汚れなくとても綺麗なのですが、
獰猛な動物としての嘴も持っているというギャップが魅力なのでしょうか。

>血を滴らせ鮭をくわえる熊
こっちをじーーっと見ている剥製のようなイメージがずっと残っています。

日本の風景写真では、
一瞬の色彩をとらえた写真が多かったかなと思いました。
そんな中で、立山連峰の背後に富山市の夜景が見える写真がよかったかなと思いました。

他の写真は、一瞬を狙いすぎている感じで、仕事の後では体力がおいつかなかった感じです。
(見るだけなのに・・・)

あと、私は木曜日に行ったのですが、
前川貴行氏が、来ていました。
ファンの人と思しき人に写真をどうやってとったのか話していました。
でも、最初に前川氏を見たときは、ずいぶんラフな格好の体格のいい学芸員だなと思って通り過ぎてしまいました・・・折角の機会なので、いろいろ話を聴いてみればよかったかなとも思いました。
【2007/02/18 03:23】 | dpdummy #- | [edit]
【dpdummyさま】
dpdummyさん、コメントありがとうございます!

>アメリカの国鳥のハクトウワシが目立ちました。
>見た目は羽がフワフワで汚れなくとても綺麗なのですが、
>獰猛な動物としての嘴も持っているというギャップが魅力なのでしょうか。

ポスターや、絵葉書にもなっていましたが、このシリーズはハクトウワシの気高さというか、凛とした感じが迫ってきて素敵でしたね。
羽の色などの造形も美しいですが、それだけではなく、やはり野生の鋭さというのを体現しているような生き物だなあと思って観ていました。カッと開いたくちばしなんか迫力です。

>こっちをじーーっと見ている剥製のようなイメージがずっと残っています。

ちょっと怖かったですよね(^^;

>日本の風景写真では、
一瞬の色彩をとらえた写真が多かったかなと思いました。

>そんな中で、立山連峰の背後に富山市の夜景が見える写真がよかったかなと思いました。

夜景のシリーズでは、この写真が街の明かりが上方にあって星空のようにも見えてその明るさが印象的ですね。

>他の写真は、一瞬を狙いすぎている感じで、仕事の後では体力がおいつかなかった感じです。
(見るだけなのに・・・)

ああ、なんかわかるような・・・。仕事帰りだと、疲れてしまって特に写真などのビビットなイメージは受け止めるのが大変かもしれませんね。
私は休日に行ったので余裕があったのですが、写真は全体的に多分体力・気力をかなり必要とするような気がします。(前回行ったときに、面白かったのですがものすごく消耗したので・・・)

>前川貴行氏が、来ていました。
>ファンの人と思しき人に写真をどうやってとったのか話していました。
>でも、最初に前川氏を見たときは、ずいぶんラフな格好の体格のいい学芸員だなと思って通り過ぎてしまいました・・・折角の機会なので、いろいろ話を聴いてみればよかったかなとも思いました

それはラッキーでしたね!
あ、でもあまりお話できなかったのは少し惜しかったかもしれませんが(苦笑)
意外とアーティスト本人がいらっしゃる場合、ラフな格好のことが多いみたいですね。
でも、やっぱり素人としては、ご本人だとわかっても、直接話をするのは緊張してしまうのでなかなか出来ないような気がします。

【2007/02/18 23:09】 | しのぶん #VWFaYlLU | [edit]
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