BLOOD+ 44話
アバンタイトル。
屋根の上を高速移動する人影。フードを被ったルルゥです。
無邪気なほほ笑みを浮かべて街を移動してゆきます。ほんと、最近かわいいよね。
こういうところが死亡フラグってのはやめてほしいと思いマス。
角川書店 (2006/04/28)
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角川書店 (2006/04/22)
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Aパート。
なんかドサクサ紛れに赤い盾NY支部に来てディーヴァの妊娠情報を説明しているジュリアさん。
ロングヘアでさらに女っぽい感じ+服装の露出は控えめで。以前のエロゲ女医さん風から一転、なんか好感度UPを狙うOLみたいになっています。
ルイス、カイ、小夜に人間で言うと妊娠8週目くらいだと説明します。
1年以上もリクの子を宿しているディーヴァだが、いつ生まれるかは不明。
双子が誕生する前に―――倒すべき敵が増える前に、ディーヴァを切る。
小夜はそう決心しているものの、隊長デヴィッドの回復は遅れている。
あと1ヶ月は入院しているだろうと言うジュリアさんの横に、いつのまにか窓に腰掛けたルルゥが。
ジュリアさんと目をあわせ、
「こんちは」とにっこりする社交辞令を身につけたルルゥ、萌えキャラ街道を着実に歩んでおります。
食い散らかしたピザ。
ルイスが「シフのルルゥ」をジュリアさんに紹介し、ピザをぱくり。
・・・・もしかして、ルイス一人で食べてないか?>ピザ。
テーブルで残り少ないピザを前にする二人から離れたソファに座る小夜、その斜め後ろに突っ立ってる下僕(うっとおしいので座ればいいのに・・・)、日本人風にソファがあるのに床に座っちゃうルルゥ。
ルルゥが沖縄の話を聞いて、自分の育ったキルベドについて語り、ハジの故郷についても聞きます。ちゃんとハジを会話に入れてあげるのが萌えキャラの気配りというもの。
大き目のシフのフード服も、ダブダブ系の萌え要素デス。
ハジが答える前に「待って!当ててみる」と張り切るルルゥ。
「えーと・・・お城!」サービスサービスゥ☆
ハジが答えます。
「いいえ。私は旅をする者たちの間で生を受けたのです」
ふーん、と適度に流した後、時計を見て
「あっ☆TVの時間だ」とチャンネルON!するあたり、ハジの生まれにはたいして興味がなくて、さっきのは単なるリップサービスだったことをうかがわせます。
ぶんちゃっちゃという音楽にどかーん、とか爆発音がしてますが、子供番組なんでしょうか。テロとかの画像にのんきなBGM流してるニュースではないことを願います。
そんなルルゥを見てルイスが説明します。
「あいつだけ妙になついちまってなあ。他の連中には内緒で来てるらしい」
TVに興じるルルゥ。いつもここに来て見ているようです。
「シフはもう敵じゃねえ。ルルゥに限らずな」
そういってカイは荷物をジュリアさんの前に置きます。
シフたちがまだ生きていたことに驚いた、というジュリア。
シフはシュバリエを人工的に作り出す過程で生まれたものらしい。
翼手としての強靭な肉体と生命力を持ちながら命に限界があるのは、意図されてできたものではない。
「言うなれば彼らは失敗作なのよ」
そのデメリットを改良したのが、偽モー(=偽モーゼス=コープスコーズ)。
カイは血液パックを取り出しながら
「生き物を弄んでやがる」
とつぶやきます。
ジュリアさんの説明によれば、偽モーたちは、ソーンの出現時期をコントロールされているという。
それを聞いたルイスが、コントロールできるということは、出現させないことも出来るのではと問います。
ジュリアさんは理論上は可能だと答えます。
「ただしディーヴァの血があっての話よ」
人口翼手たちには、ディーヴァから取り出されたD塩基が使われているのだ。
カイが外のモーゼスに血液パックの入ったバッグを渡す。
「すまないな、いつも」
そういうモーゼスに、カイが答えます。
「いいって。ハジも小夜も、みんなそうしてる」
どうやら最近はシフたちに食料として血液パックを供給している模様。
それにしてもいつのまにNYにやってきたのでしょうか。
ハジの食料の謎もさりげなく明かされました。こっそり人や犬を襲ってる疑惑が解消されて何よりデス。
「ルルゥは今日も?」と聞くモーゼス。
「ああ。お前らにはバレてないと思ってるだろうけどな」
ルルゥもやるべきことを忘れているわけじゃない、今を生きることに必死なんだとカイに言うモーゼス。
「だから、許してやって欲しい」
「そんなのいいって。謝ることじゃねえよ。・・・せっかくわかりあえたんだから」
「カイ・宮城・・・礼を言う」
今の自分達がいるのはイレーヌを通じて理解してくれたカイのおかげだと、まっすぐにカイを見つめるモーゼス。
なんか二人の友情が深まってます♪ついでにカイモー妄想も深まります♪
しかしそんなヤオイ妄想を断ち切るべく、カイはノーマルカプのお相手イレーヌたんを回想します。久しぶりのイレーヌにみんな萌えるとイイヨ♪
「もう少し、早く会えてたらな・・・」と残念なカイ。
もう少し早く出会ってたら、イレーヌとあーんなこともこーんなことも出来て俺も今頃とっくに大人の階段を登って登ってきゃっほーだったのにな。
そんな童○さんの無邪気な妄想を知ってか知らずか、
カイのような人間がキルベドにいたら、自分達の生き方も変わっていたかもしれないというモーゼス。
「次に生まれてくることがあるなら、僕は君の傍に生まれてきたい」
告白キタ━━━( ゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!
それを聞いたカイがモーゼスの両肩をガバッっと!!
カイモーカイモー!!よーし、そのまま押し倒せ!!と思った女子の皆さんがたくさんいたに違いありません。
しかし、期待を裏切って、
「何言ってんだよ。
しかし、モーゼスは「僕達は限りあるもの」と言い、だからこそ命あるうちにディーヴァを倒さなくてはと話します。
去ろうとするモーゼスに、カイはディーヴァの妊娠情報を教えます。
ルルゥが帰ってくると、不機嫌なカルマンが。
「どこに行ってたと聞いているんだ」
とぼけるルルゥにカイのところに行ってたんだろう、と問いただすカルマン。
みんな優しいし、TVも面白いからカルマンも一緒に行こう!と言うルルゥに、いきなり武器を投げつけるカルマン。
「もう人間のところには行くな!」
反論するルルゥに、ソーンの出ない人間達は自分達とは違う、と言い張るカルマン。
そこへ帰ってくるモーゼス。
「お前もカイってやつと会ってきたのか」
カイモーにジェラるカルマンキタ━━━( ゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!
人間と共生できると言うモーゼスに対して、
「あいつらは俺達のエサだ。人間の施しなどいらん!」
と言うカルマン、相変わらずカリカリ野郎です。供給してくれる血液パックにカルシウムをまぜとくといいと思います。
かたくななカルマンに思わず声を荒げるモーゼスに、ルルゥが
「全てが終わったらカイたちと一緒に沖縄に行きたい」と話をふります。
しかし、ミスターカリカリくん・カルマンは
「できるわけないだろ!」と激昂。
たしなめるモーゼスに苛立つカルマン。
自分達が夢を持っても傷つくだけだ。
ルルゥが、自分達はソーンが出ない、死なないのではないかと言うと、いきなり胸倉つかんで怒るカルマンの首筋にはソーンが。
それを見たモーゼスとルルゥが呆然とする中、カルマンは一人出て行ってしまいます。
そこへ、忍び寄るのはジェイムズ。手足も完全に再生した模様。
PSPの「最後のかけら」、CMで見る限りはアニメがキレイだしオモシロそうデス。
あ~くしゃみとまらん。へーっくしょいちくしょうい!!
角川書店 (2006/04/22)
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Bパート。
ビルの谷間を移動するルルゥ。
カイに、小夜が話しかける。
シフたちは自分達と変わらない。
そういうカイを「お父さんに似てきた」と言う小夜。
戦うことしかできない自分に対して、カイは敵でも理解しようとするのがすごい、とカイを褒める小夜たん。そうだね、小夜たんったら戦っても最近なんか負けてばっかりだしネ☆
いい感じの二人のところへ、カルマンの行方を捜して欲しいと現れるルルゥ。
そのころカルマンは薄暗い道で、一人イレーヌ萌えを再燃させていました。
「俺は怖い・・・死ぬことが。たまらなく怖い・・・」
空を仰ぐ珍しく受くさい受くさい言うな表情のカルマン。
日の光を避け、病院の廊下に佇むカルマンは、看護婦に襲い掛かります。
首筋に噛み付こうとしたカルマンですが、イレーヌ、ギーその他死んだ仲間達の姿を見ます。
「みんな・・・」と、看護婦を放置して、外にいる彼らの元へふらふらと近寄ってゆくカルマン。
待ってくれ、というカルマンに首を振り、消えてゆくイレーヌの幻。
戸口で座り込み、自分の胸に手を当てるカルマン。
「みんな・・・ここにいたんだな」
そんな完全に棺おけに片足突っ込んじゃってる、「もう、幽体があの世に行っちゃってますね」状態のカルマンに、思わずしーんみり・・・。
カイは、ソーンが直せる可能性について、モーゼスに話します。
確証はないが、ジュリアに見せたらなにかわかるかもしれないというカイ。
仲間だろ、と優しく声をかけてカイが去ります。
そこへ
「貴様は仲間を探さなくてよいのか」
とジェイムズ参上!
攻撃するモーゼスを、新たなシフの手を装着したジェイムズが迎え撃つ。
全身に小夜の血が回る前に救出されたジェイムズは、シフの肉体を得てよみがえったのだった。
自分が生きているように、シフたちもディーヴァの血でソーンを出現させないことができるかもしれないと語るジェイムズ。
仲間を生かしたいなら自分のところへ来いとモーゼスを誘う腹黒さんデス。
赤い盾のメンバー、小夜、ハジの捜索の甲斐もなく、カルマンの行方はつかめない。
ルルゥは必死で捜索の続行を頼み込みます。
「一人ぼっちで・・・一人ぼっちで死なせたくないんだよ」
カイは、あきらめずに探すと優しく請け負います。
「もう他人じゃないんだ<こんな言い方アヤシイよね☆」
朝が近いため、ルルゥを残し、再び探しに出かける一行。
ルイスも「カルマン捜索ダイエット」に励む気まんまんデス。
ルルゥが礼を言います。
「みんな・・・ありがとう」
こんないじらしいルルゥの姿が、なんか嫌なフラグの暗示にしか見えないのは気のせいでしょうか。
カルマンのそばに歩み寄るモーゼス。
穏やかな表情のカルマンは、死んだ仲間を見たこと、彼らが自分の中にいたことを語るのでした。
誰の思い出にもならずに死んでゆくことが怖かったんだ。
「モーゼス・・・俺のことを覚えていてくれよな。
お前に会えてよかった」
・・・カルマン!!゚ ゚(゚´Д`゚)゚
日の光を避けようともしないカルマンを、抱き寄せて必死にかばうモーゼス。
「・・バカ!
君は僕が助ける!僕と生きるんだ!!
思い出なんかにさせてたまるか!」
思わず愛の言葉を叫ぶモーゼス!!
思いっきりモーカル展開にしか見えないシーンですが(え)、なんかしんみりしすぎててあまりおちゃらける気にもなれないYO!という所で続くっ!!
いや~ん!カルマン死ぬなよう!(涙)
それにしても、シフたちがかわいそうすぎる!!
予告はカルマンを助けようとするモーゼスの必死の独白
「死んでくれ・・・カイ」
三角関係のもつれによる無理心中キター<違う
前回とうってかわって、切なさ爆裂ではじけ切れないレビューとなってしまいました。
鼻水も出て苦しいし!なんか今日でティッシュ一箱つかっちゃったよ!!校正したらもうカイロ仕込んで寝るYO!<逆切れ
来週もちっとがんばります~(´・ω・`)ショボーン
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角川書店 (2006/04/22)
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