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プラハ室内歌劇場 モーツァルト「フィガロの結婚」

2006.07.12(01:14)
これまた6月に観にいったものを今頃記事にする時間差攻撃★<意味不明・・・というかこんなにためるなよ自分!

■演目
モーツァルト「フィガロの結婚」

プラハ室内歌劇場
演出:マルティン・オタヴァ
指揮:マルティン・マージク

■場所
所沢市民文化センター ミューズアークホール

■キャスト
フィガロ       フランティシェク・ザフラドニーチェク
スザンナ       アンナ・クラモヴァー
アルマヴィーヴァ伯爵 イルジー・クビーク
伯爵夫人(ロジーナ) イトカ・スヴォボドヴァー
ケルビーノ      ヤナ・ドヴォルジャーコヴァー
マルチェリーナ    ルツィエ・ハーイコヴァー
バジーリオ      ヨゼフ・ブリンザーク
ドン・クルツィオ   ユライ・ノツィアル
バルトロ       イェフヘン・ショカロ
アントニオ      オンドジェイ・シュテファーチェク
バルバリーナ     マルケータ・ベヒニョヴァー


■ホールについて
このホールへははじめて行きました。

最寄の西武新宿線・航空公園駅は「関東の駅百選」に選ばれただけあって、新しく清潔な感じで、改札を出ると大きな窓から、航空公園のジェット機が見えます。

駅前はそのまま遊歩道が整備され、彫刻などのアートが置かれ竹林など、なかなか気持ちの良い広い道を10分ちょっと歩くと所沢市民文化センター・ミューズアークホールに到着します。

ここまでの雰囲気が、所沢市が芸術に力を入れようとしているのが伝わってきます。
惜しむらくは駅周辺にしゃれたカフェなりレストランなりがないところですが、そこまで求めるのはちょっと酷ですね。


話はずれますが 

しかし、日本の場合、コンサートを楽しんだ後にそのまま食事を楽しむための場所が少なすぎるような気がします。

もっともウィーンなどでは街が小さいので歩いて帰れる範囲だから遅くまで楽しめる、
それに対して、
東京は世界に類を見ない巨大すぎる都市であること、

という事情もあるのでしょうが、どうもコンサート後の余韻を楽しむ間もなく、みんな急いで家路に着くというのがどうも物足りません。

安くはないチケット代を払って、貴重な時間を使って楽しむのですから、
「家に着くまでは遠足です」というかなんというか、
行き~幕間~帰りまで、トータルに優雅に非日常を過ごしたいと思いませんか?

歌舞伎の一幕見席なら普段着ですが、
基本的に観劇は非日常を楽しむというコンセプトなので、ドレスアップして前後の食事もちょっと雰囲気のいい場所で、そしてオタトークはなしの方向で、という一日を楽しむことにしています。

目いっぱい楽しまなきゃもったいたいということで、
行く前は関連の本やらCDやらを見て盛り上がっておき、
帰ったらパンフレットを見て反芻、という、非常に貪欲な楽しみ方をします。
(宝くじも購入してから一生懸命買うものリストを作ったりして当選日まで楽しむタイプ)


おばちゃんが人を突き飛ばしてバスの横入りしてまで、せかせか帰ろうとするのに遭遇して気分台無し★ということも少なくありません。

最近は上野もやっと店が増えてきたので、遅くても食事が楽しめるようになりました。


閑話休題。


ホールはなかなかステキです。

サントリーホールのような感じの作り、と言えばわかるでしょうか。
パイプオルガンを正面に配し、舞台をぐるりと客席が囲むシューズボックス(靴箱)型の作りです。

音響は良かったと思います。

モダンななかに、どことなく和の雰囲気が木を使った意匠に感じられます。

椅子は私は問題なかった(前の人の頭問題もクリアする配置)のですが、ちょっと体格のいい男性などには少し座りにくいかもしれません。

2階のビュッフェも雰囲気はまあまあです。
多少高いですが、まあこんなものでしょうか。(でもやっぱり食べ物は高すぎると思います・・・・)

他、ロビーなどはせっかく広いのでベンチがもっとあるとよかったかな・・・・とも思いました。

問題は化粧室。

新しいホールなので期待したのですが、結果は×!!!

建築家に声を大にして言いたいのですが、女子トイレはたくさん作ってください!!

せっかくドレスアップしてもトイレの行列に並んだら台無しなんですよ。
休憩時間ほとんどトイレってどういうこと?!
あと、場所がわかりにくいです。2つあるかと思ったら、入り口が両側にあって中で一つになってたとは。

あと、洋式を増やして欲しい!!入った個室が和式なんでびっくりしましたヨ。

さっと行ってさっと出て、後はビュッフェで優雅に過ごすってことがほぼ不可能ですね、ここだけでなく、大概の劇場では。

なんとかしてくれい!

残念ながら、劇場に来る8割は女性です。ということを考えてトイレの配置・個数を考えて設計してください。

悪評高い都庁は、あるフロアにあった女子トイレの個数がたった2個だったというオソマツな有様です。実用に適さない見てくればっかりの、建築家の自己顕示欲を満足させるだけの建築はもう要りません。

■演奏
指揮者の人がなんか若いイケメン系でした。

オーケストラ・ピットがついたてもないのでなんと目の前。
1階席だと本当にすぐ傍で演奏している様子が見られて、臨場感たっぷりです。
オケの人々の様子をものすごく興味深深で見てしまいました。

チェンバロの調律(休憩時間のあいだ、ずっと調律師の人がやってました)の様子をみられるなど(なんか弦の張ってあるところに、ボルトみたいなものをはめこんで回してました)、面白いものが見られたと思います。チェンバロには小鳥や花の絵がついていて、きれいな楽器でした。

途中、オーボエがリードの調節に苦労しているっぽい?雰囲気がありました。
普通のオケと違う配置なので、それもよく見えて面白いです。
指揮者の人やオケの人が舞台を見ながらタイミングをはかったり、時に一緒に楽しんだりしているのも見えて、楽しかったです。

■舞台
装置はシンプルで、イキナリ現代風の服装のフィガロ(シャツにジーンズ)とスザンナ(ポニーテールにシンプルなスリップドレス)という、「あれっ?」という感じの演出。

最初は見慣れぬ雰囲気でどうだろうと思いましたが、これがどうしてどうして、ものすごく面白かったです!!

結婚が待ちきれないとイキナリシャツを脱ぎ出すフィガロ♪
もっとも、床で寝転がって抱き合って歌うというきわどい演出のヤーコプス版もありますが(勿論これも大好きです)、あそこまで怪しくはなく、ぎりぎりのところで笑いに転化される明るい感じです。

フィガロはワインを持ち出したり、面白いけどなかなかワイルドな魅力あるヒーローでした。

スザンナはスリムで可憐、ステキな女性でした。

スザンナとマルチェリーナの掛け合いもよかったですし
一人二役となることの多いバジリオ/ドン・クルツィオも珍しくフル・キャストで、
バルバリーナのアリアもきっちりありました。

伯爵夫人のソプラノの響きがすばらしい。

バルトロ、さすがのバスです。

しかし、なんといってもバジーリオがカマキャラになってたことにはもう!
笑いましたよ!!

伯爵も、なんかすごくいい感じでダメッぷりが出てました。
ゲートボール(クロッケー?)をやっていたり(ボールが転がってゆくのがまた気になって楽団の人も見てた)、伯爵夫人の部屋に浴槽が置いてあったり、大げさではないのに斬新な演出が新鮮。

村娘たちが、なんかカネコイサムみたいな格好してました。

なんといっても、私がこのオペラが好きな理由である、オペラ界随一の萌えキャラ・ケルビーノも良かったです★

ケルビーノの軍服は今風なんですヨ★
ケルビーノについついうっとりしちゃう伯爵夫人ロジーナのゆれる女心も上手く表現されていて、
これが後の続編「罪ある母」(なんと結局ロジーナはケルビーノの子を身ごもることになるのでした)につながるのねえと思うと、ちょっとドキドキしますね。

全体的にユーモアたっぷりの演出で、とても盛り上がりましたよ~!

もともと楽しいオペラですが、この演出は思った以上に素晴らしかった!
演出家が最後に出てきたときは、もうみんな喜んで拍手喝采でした。

あんまり見たことない、とか、初めてなんだよね、という人も多かったようです(会話などから聞こえてきたところ)が、

みんな「こんなに面白いとは!」と興奮しながら出てきてました。

DVDでないかなあ、これ。
TVでダイジェストを観たアヤシいヤーコプス版もかなり欲しいんですが。

もし、オペラを観たことがなくて、ちょっと興味が出てきたなら是非どうぞ。

チケットは高いのでちょっと、と思われるならDVDから、あるいはNHKの教育TVで「芸術劇場」という番組があり、定期的にオペラの公演も放送しています。(ヤーコプス版はこれで私も観ました。)

放送されるのは、選りすぐりの舞台なので、ハズレはほとんどないと思いますが、まずはカルメンか、フィガロあたりが楽しいと思います。この2つはなじみのある曲が多いので、CDもオススメです。

美少年(女性が演じます。そこはかとない倒錯的な雰囲気がまたイイ)に萌えたいなら、断然フィガロです。
女性が演じる美青年では「薔薇の騎士」というオペラもあります。

色んな演出があるので、DVDで見比べるのも楽しいですよ。好みのケルビーノを探すのも一興デス♪

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