BLOOD+ 37話
いや~、今回愛するお笑いキャラ・カールがキケーンなのでちょっと続けて見る勇気がなくってね・・・。どう見ても言い訳以下略
アバンタイトル。
おおっと!いきなりしどけない格好で寝椅子に横たわるディーヴァのサービスショットです!!ドレスからのぞく足ィイ!!
ソフトフォーカスまでかかってますます映倫マーク付のちょっと生ぬるい18禁映像のような絵です。
「なあに、アンシェル?」
「連れてまいりました」
目を開けながら
「その子がそうなの?」
と見やる先には後退ハゲアンシェル、王子こと”そのうち裏切りますよ”小夜萌えソロモンと、お笑い王座を狙うピン芸人カール・・・じゃなくて、カールにちょっと似た感じの後ろ髪束ねた黒髪の美青年が。あれれ?カールじゃないのこれ?
「あなたの血を授けようと思います」
色っぽい表情で、「血分け」を承諾するディーヴァ。妖艶な顔のUP。
このあとあたりにそのままタイトル「吸血妖女の花園 - 美少女・乱れた肢体」が表示されたりしそうな雰囲気です。上野で絶賛上映中。
あ、同時上映は「秘められたスカート -女子校生・小夜の場合」でおながししまつ。
関係ないけど、18禁モノはモラルの規制上「女子高生」じゃなくて「女子校生」ってなってるのは豆知識★
とかなんとかおちゃらけてたら、案外はずれてないかもという感じで
「いいわ・・でもその前に」 と青年のそばへ寄ってゆきます。
じりじり迫るディーヴァに怯えた青年のバックをとってほっぺをコチョコチョしつつ
「あなた・・美味しそう」
ひいいと怯える青年にソロモンが、やさしい笑顔で話しかけます。
「怖がらないで。君は選ばれんだ」
ディーヴァは青年の服をはだけさせて首筋にかぷりんちょ。
このあと服を脱ぎだすディーヴァのアダルト展開は苦情を避けるためにカットされています。
角川書店 (2006/04/28)
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角川書店 (2006/04/26)
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Aパート。
グレイおじさんのにこにこ農場。
ネットでディーヴァのコンサート予定を調べるルイス。
小夜とディーヴァが対峙した翌日からコンサートの予定がほぼ全てキャンセルされていることをぼやくルイスのほっぺには生クリームがついてます☆
後ろにはホイップ作成中のデヴィッドが。
デヴィッドがお料理!!つか、お菓子作り?!
そそそそしてエプロン!?
ネクタイにエプロンがまた!!裸エプロンもそのうちしてください。
なんだなんだ、この間からやけにデヴィッド祭りじゃないですか?!アル中ヨゴレ、メガネ白衣、ときて今度はエプロンかよ!
そんなにデヴィッドにコスさせてるならコス言うな、ハジに新しい衣装の一つでも作ってあげて!
最終公演のMETだけは実施されるらしい、と報告するルイス。
ほっぺにクリームつけたまんまの、そんなルイスに気がついたデヴィッドは
「・・・お前、お弁当つけてるぞ☆」
とそのクリームをすくってペロリ♪
「ちょっ・・・なんだよ、もう☆」
少し照れるルイス。
「相変わらずおっちょこちょいだな・・・ン、このクリームお前のほっぺたの味がする」
ふっと笑うデヴィッドに、顔を赤くして
「なんだと、こいつう!もうバカバカっ知らないっ!」
とポカポカこぶしをぶつけている、ちょっとオトメなルイス。
・・・・ってすみません。全部妄想です。なんかこの前買ったCIELが精神のどこかを侵食しているみたいです。
でも、この組み合わせのこのシーンのヤオイ本が登場するような気がするというのは私の被害妄想ですか。
スタッフは最近狙いすぎてるYO!と思うのは気のせいですか?
ホイップを泡立てながら、先日潜入した研究施設が既にもぬけの殻だったと言うデヴィッドに、ルイスがジュリアの所在をたずねますが、あれっきりわからない模様。
イチゴを食べようとあーんしたルイスを、ドアを開けた子供たちがハケーン、デブがつまみ食いすんな!と厳しく糾弾。
子供二人の相手に弱ったルイスが、どれもこれも全部あのへたれがいないせいだと、責任転嫁したところ、グレイがヘタレはノーマル路線にのせたいのでモニークと二人きりにさせてあるヨ☆と説明しにきました。
デヴィカイピーンチ!
そのヘタレことカイとモニークは、ロンドンに買出しという名のデートに来ていました。しかし相変わらず小夜萌え中のカイは、せっかくのモニークたんとの会話も上の空でまたもや「てめえままた小夜萌え中かコラ?」と聞かれてしまいます。
あっさりそうだ、と認めたカイですが、デート台無しの罪への報復が怖いためか、荷物をモニークたんに預けて逃走。
オペラハウスのポスターのキャンセル表示を見入る小夜に声をかけるカイ。
「あれから大丈夫だったか?」
「すぐに治るから平気」
ツンデレ小夜たん、ツンモードでさっさと立ち去ろうとします。
「でも、ひどい怪我だったろ」
後を追うカイ。そこへ。
「小夜さ~ん」
さっきの荷物をカイに押し付けて、カイモニ路線強化中のモニークたんが、カイ小夜フラグをつぶすために参上!
チェロ男がぬっと現れて一瞬ひるみつつも、小夜をハヴィアの誕生日パーティに誘うモニークは、ごはんもあるよ、と食べ物でつります。
あえて自分のテリトリー内にライバルを呼び寄せて、和気藹々とした雰囲気に乗じて自己ペースはカイとラブラブになるという高等テクを考えているようです。
しかし、「約束☆」
と元気のいいモニークの勢いに押された小夜が「う、うん・・」 と返事をすると
すかさず両手をとって「ありがとう!」 と喜ぶ辺り、百合疑惑も残るモニークたんなのでした。
それにしても、誕生日に一人でも多く来てもらいたいなら、小夜だけじゃなくて、そこにいるチェロ男もさそってやって!!陰気なんでパーティに水を差すかもしれないけど!
小夜の後ろで
「モニークたん・・・ここにも一人いるんですけど。
また誘われなかった・・・・スルー、か・・・ははは、うん、慣れてるから平気だけどね★」
という感じでぼんやり立ちすくむハジが哀れ。
アルジャーノが黄色い飴(普通にレモンか?)をかざしつつ部下にあれこれ命令していると、メガネ部下が慌ててやってきます。
※アルジャーノの飴の味投票はゆいなさんのブログでどうぞ
今更だけどアルジャーノ×メガネ部下(名前不明)って、いいかも・・・・。と思う今回なんか変なスイッチが入ってしまった管理人は止まりません。
「ゾーンZからの荷物に異常が」
コンテナがあけられている、との報告にモニターをチェックするアルジャーノが発見したのは
「カール!」
マント姿で、いっちゃってる目でコンテナの中に声をかけるお笑いピン芸人・カール。
「さあ、
電話を受けるアンシェルとソロモン。
腰掛けるソロモンの横顔♪
邪魔なアンシェルがさっさと画面からはけてくれたので、皆さんは存分にソロモン王子のアップをお楽しみください。
「ディーヴァは無事クリスチーナ島へ?」
どうやらディーヴァは別の場所へ移動したらしい。
先ほどの電話で、カールがコープスコーズを持ち出したことを聞いたアンシェル。
さらに横顔アップで、
「目的は小夜、ですね。
カールにとって小夜は敵でもあり、ある意味生きがいでもある。
僕にとっては萌えキャラでもあります。」
と語るソロモン。
生きがいならなおのこと、
「奴に小夜は殺せまい」
とニヤリングしながら話すアンシェル兄さん。
極悪なアンシェルの表情を見て「うわ、これでリーザとかの格好してたんだよね、オヤジの女装趣味って正直きっつー・・」と思って、なんかしょんぼりしてしまったソロモンは目のやり場がなくなり、仕方なく自分の指先を見つめたりしています。
カールを救出しますか、と言うソロモンに
「語る必要はあるまい・・・」
チャームポイントの下まつげをアピールしつつ意味深な台詞を言うアンシェル。
「また、僕なのですね・・・」
諦めたように半分笑っていうソロモンに
「ドイツではいい仕事をしてくれた」
「兄さんは、本当に残酷な人だ」
自分の手を握り締めるソロモンの胸中は。
うわは~なんですか!このアンシェル×ソロモンの鬼畜兄弟モノみたいな会話はっ!
逆らえないソロモン・・・・ってなんかツボじゃないですか?
夜。
ハヴィアの誕生日パーティ。
急に呼び出された真央お嬢は、パーティ趣旨を知らなかったから手ぶらで来ちゃったYO!とぷんすか怒るポーズで、己の不首尾を言い逃れ。
岡村は「歌とかでいいんだよ。心をこめて」
と言って、誕生日の歌を心を込めて魂の熱唱をするも、主役のハヴィアたんに早々に鐘一つ、という厳しい裁定を下され打ち切られマス。
そこへ、かわゆいケーキを持っておっかさんルイスが登場。
クマさんとかウサギさんのマジパンは、携帯の待ち受けがやけにかわゆいクマさんだったルイスの趣味だな。
作ったとはいえ、生クリームこってりでこれまたカロリー高そうなので、ルイスはあまり食べない方がいいよ。
モニークが小夜を招き入れますが、ハヴィアはちょっとビビってます。
そんな時はしゃがんで子供と同じ目線になってプレゼント作戦だ!
「お誕生日おめでとう」
結構大きな包みを景気よく差し出す小夜に、あっと言う間に警戒を解くハヴィア。
やはり、小さくてもモノにつられる現金なところは、ハヴィアたんも女の子☆ということでしょうか。
男子諸君はプレゼント攻撃は有効だということをメモしておくといいよ。
物欲にかられたハヴィアたんが包みを開けると、中身はぐるぐる巻きにされた下僕・・・・ではなくて、大きなクマさんでした☆
ちなみに管理人はヌイグルミには興味ありませんが、前者なら大歓迎デス。
喜ぶハヴィアに礼を言われた小夜は、用事は済んだとばかりに立ち去ろうとしますが、
そこげコミュニケーション&人付き合いのマナーの達人、毛は薄いが情はあついナイスハゲことグレイが呼び止めます。
一緒に食べていきなさいというグレイ、椅子を用意するモニーク、「サシで話つけようやゴルア」とメンチを切るお嬢、モノにつられて小夜の手をひっぱり顔を紅潮させてる幼女(百合注意報!百合注意報!!) などに囲まれた小夜は、彼らの勧めに従います。
どうして、誰一人「そういえばあの下僕は?」「一緒に来てるなら彼も」と言い出さないのか不思議でなりません。
微妙な悪意を感じます。
ハジは外で一人寂しく待っていることでしょう。
そんな一見暖かな雰囲気を持ちながら微妙に確執を見え隠れさせている、橋田壽賀子ドラマのようなちょっぴり陰湿で底意地の悪い人々が集う家を、遠くから眺めているカール。
暗い目つき、黒髪とマントが風になびいてステキー!!
黙っていれば美青年なのにね・・・。
角川書店 (2006/04/22)
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CMのゲームに一瞬映るリクきゅんが愛しい。
Bパート。
一人暗いキッチンにいる小夜に、チャーンスとばかりに声をかけるカイ。
しかし、そんなヘタレのアプローチを後ろから見張る幼女@百合に目覚め中。
・・・と思ったら、小夜萌え幼女がカイに指図して、
「お前が一人きりなんじゃないかって・・・」 と小夜の元にやってきた模様。
恥らいつつ幼女が去ったために、本格的に口説き始めるカイ。
小夜たんの弱点・沖縄でのジョージ父さんの思い出まで語りだしてなかなかテクニシャン。
ケーキを作って小夜の誕生日のかわりをしようとしていたあの日。
「あの頃は夢のような時間だった・・・・でも、もう・・・」
うなだれる小夜たん。すっかりカイの術中デス。
「もう、戻れないのか」
「私が・・翼手だから」
肩を震わせる小夜。まんま復縁を迫る男と拒む女のシーンのようデス。
そんなトレンディ(死語)ドラマを邪魔すべく、「小夜!」とカールの声が響きます
「ファントム!」
しつこい男との気まずい会話からも逃れられてラッキー!とばかりに刀を手にして部屋から駆け出す小夜。
あいかわらず、カールは小夜に本名を覚えられてません。まがりなりにも通ってる学校の理事長だったのにね。
「小夜!」待ってくれまだ話は終わってないんだ!せめて友達としてからでもやりなおせないか?!いや、きょうだいだろ
必死なヘタレは放置して小夜たんはそのまま外へ駆けて行きました。
しつこい男は嫌われるということも男子諸君は覚えておくといいよ。さっきから何様だ私。
「小夜、久しぶりだね
君に逢えたことを幸せに思うよ」
中には復縁を迫るしつこいフラレ男、外に出たら今度は勘違いしたストーカー、今は見えないけど多分どっか見えないところでじっと様子を伺ってるM下僕。
もてる女はつらいっすね、小夜たん。しかも変態ばっかりだし
「あの日の君は狂おしいまでの純粋な怒りに身を任せ、動くもの全てを破壊していった」
うっとりと目を閉じ、胸に手を当てて語るカール。
「人であろうと、獣であろうと、その境なく・・・
あの時の君は美しかった」
伸ばした手で遠くの小夜たんを撫で回すような変態チックな行為に及ぶカール。
いつもこの縮尺の小夜たんフィギュア(魔改造済み)を手で持てあそんでいる癖がつい出てしまったものと思われます。エロい手付が全てを語っています。
「僕にとっての女神!
・・・ディーヴァと等しく混沌と破壊をもたらす存在。
もう一度見せておくれ、その姿を」
手を差し出すカール。
「今宵僕と踊ろう。僕は狂い・・・そして君も狂う」
んばばっ!!と両手を広げてポーズするカール。面白すぎる!!
「さあ!始めようか!
僕と君にふさわしいパーティを!!」
コープスコーズ6体をけしかけるカール。
「邪魔はさせない。君と踊るのは僕だ!」
けしかけといて、よくわからんことをほざくのは既に狂ってるからということで。
ウレシそうなイイ表情でぴょーんと飛んでくる身体を張って笑いをとる吉本系の芸人カール。
「ハジ!」
パーティに誘われなかったからっていじけてないで、出てくるのよ!
命令を受けて下僕参上&チェロケースでコープスコーズ(めんどくさいので以下偽モーゼス)に攻撃。
そこへ新萌えキャラのルルゥが武器を振るって参戦!倒れる偽モーゼス(さらにめんどくさいので以下偽モー)。カルマンと、本物のモーゼスもいます。
ふらりと立ち上がる偽モーへ、打ち込まれる銃弾。数発くらった偽モーの体は内部で炸裂した特別弾によりふっとびます。ジョエルもこれで大満足☆
うちこんだのはデヴィカイのコンビです。
「こっちは俺達が守る!」
「みんな・・・」
血をつけるのも忘れるヘタレ小夜たんはまだまだ周囲の助けがあってこそ戦えるという自覚を持って欲しいものです。
皆が揃った明かり部屋では、ルイスが銃を構えて警戒しています。
「カイ・・・」
カイの身を案じるモニークたんの予想があたったのか、いきなり弾切れを起こすカイ。
襲い掛かる偽モー。しかし、そこは
二人の前に出た偽モーに、上から攻撃をしかけるルルゥ。
「しっかりしろよ、人間」
爽やかに言う彼女の抱えたでかい斧からは、偽モーの血がたら~り☆
と、銃声。
ルルゥの背後にせまった偽モーをカイが撃ったのでした。
驚くルルゥに
「お前モナー」
とえらそうなヘタレ。
よかった。びっくりしたよ、ルルゥがやられたのかと。萌えキャラという死亡フラグがたったおかげで心配しながら戦闘を見てる管理人ですよ。
高速移動で戦うモーゼスと偽モー。
カルマンもカッコよく空中からとびかかって戦闘中。やべっ!!カルマンかっこいいよ!死亡にまた一歩近づいてるよ!!
カルマンの繰り出す槍を器用に避けて近づく偽モー。
「カルマン!」
モーゼスは心配します(カルモーカルモー!!)が、自分も手一杯な様子。
そんな二人を救いに現れたのはハジ。
二人が相手にしていた偽モーをでっかいケースでなぎ払います。
ハジは愛し合う二人の味方ですワン!
それを見るモーカルツーショット。
「小夜のシュバリエ、感謝する」
・・・だ~か~ら~!いい加減名前覚えてやってよ!
小夜が「ハジ」って呼んでるデショー?!
聞いてないフリですかー?
そりゃ自己紹介も出来ない、殻にこもりがちなうっとおしい男ですけどね、何度もピンチに現れてるんですから、「せめてお名前を」くらい言って、名前を聞いて覚えてやってもバチはあたらないと思うんですよ?
振り返ったハジが心なしか厳しい表情をしているのは、絶対名前を呼んでもらえなくてムカついてるからだと思います。
大きな音。
小夜はなにかの小屋の中にドアごと吹っ飛ばされ待て倒れこみます。
キケンキケン!!オトメの危機!!
「うれしいよ、小夜」
立ち上がり、刀をかまえたまま後ずさる小夜。
「今ここにあるのは僕と君の二人きり」
きゃー!!ナニするつもりなの?!アダルト展開ですか?
「殺しあうこの瞬間だけが、君も僕も相手のことだけを考える。
君は僕のことを。僕は君のことを。
この素敵な二人だけの時間を誰にも邪魔はさせない」
どこにいるかわからない変態を警戒してキョロキョロする小夜。
「さあ、僕のことだけ考えて・・・僕を殺すことだけを!」
ハードSM強要キター!!
切りかかる小夜の背後にいつの間にかいるカール。
「そう。その太刀筋だ。愛しい僕の小夜が、今目の前にいる」
うっとりしているM変態(究極の責めきぼんぬ中)が小夜たんの目の前にー!!
ところかわって。
車を走らせつつ、変態兄さんとの会話を回想するソロモン。
カールのシュバリエになったいきさつを視聴者にわかりやすく語る兄弟。
「彼は彼が望むことなく、シュバリエにされてしまったんでしたね」
あ!冒頭の青年はやっぱりカール(シュバリエ化前)だったんですね!
これで得心がいきましたヨ!
グレゴリーの理論によれば、ディーヴァの血は全てを変える、
それはモンゴロイドにも適応しうると。
アジアからしか素材を得られなかった時代。
カールが選ばれたことにより始まったデルタ計画は、ドイツ(カールがシュバリエ化したのはドイツ?)、ベトナムへと舞台を変えて勧められたものだ。
カールはデルタ計画のための実験体なのだ。
シュバリエとしての不死性と変態性を備えた実験材料にすぎない。
「だが、奴はディーヴァに愛を求めた。
与えられるはずのないものをだ」
ディーヴァはショタだからな。変声期後は守備範囲外なのだよ。
報われないカールの
「カール・・・」
ソロカルまで考え付いてしまうのはなんか悪いものでも憑いているんでしょうか私。
張り切って、己の鋭くとがったナニを小夜目掛けて繰り出すカール。
内股気味で立ってそれから身を守っている小夜ですが、ついに足を貫かれてしまいます。
カールの無限に飛ばしてくるブツは、何時見てもグロテスクなちょっとHな感じで、今にも電動音がしそうでハラハラします。そして同時にこんなことを書いてる自分にもハラハラします。
貫いただけでは飽き足らず、カールはさらにその自分の卑猥なモノを強制的に見せるプレイへ移行。
「見てごらんよ。この醜い(ピー)を」
マントも着てるし、春先にこんな人よくいますよね。
それにしてもそそりたつ赤黒い形状がなんともはや映していいんですかコレって感じで、思わず手前に不自然に花とかピンとかおいちゃおうかと思う、映倫に敏感な管理人です。<いつの時代の洋ピンだよソレ
「君を殺すために僕はアンシェルの申し出を受け入れたんだよ」
どどどどういう申し出ですか?管理人脳内でアンカル鬼畜妄想タイムがスタートですよ!
「小夜を殺したいなら、私の言うとおりにするのだ・・・」っていやらしく迫る下まつげの後退ハゲの姿が目に浮かびますよ!多少屈辱に震えつつも言うなりになるカールも浮かびますよ!
なんで今回こんなのばっかりなんでしょうか?絶対狙ってるよスタッフ!!
てか、しのぶんが痛いだけですか!?多分そう
やっぱり種デスでブルーになって補完のためにアスカガ18禁SSめぐりをしてしまったせいなのかなあ・・・なんかいつもより頭の中がピンクモードです。色んな意味で終わってます。
ベトナムで自分を見つけたアンシェルは「実験台としてなら生かしておこう」と言った。
「だが、私の運命は決まっていた。シュバリエとなったその時から・・・」
カールの言葉を聞く小夜の足から血が流れ出る。
ここまでで管理人のヤオイ妄想に疲れた男性諸君は、痛みに耐えている小夜たんを見て気を取り直してください。
「身体は切り刻まれ、接合を繰り返す・・・シュバリエとは何なのか、それを知るためだけに」
ギャース!!
アンシェルの鬼畜プレイキター!!!!激しく見たいと思う私を鬼と呼んでくれてかまわんよ。
「そんな私の希望はディーヴァだけだった」
自分の体に流れるディーヴァの血だけがシュバリエとしての全て。
ディーヴァに愛を向けてもらうことが望みだった。
しかし、ディーヴァに去られてはじめてわかった。
「私をわかってくれるのは敵である小夜、君だけなんだ」
カールの目の下に滴り落ちた小夜の血。
それは彼の頬を伝い落ち、まるでカールが流した血の涙のように見える。
「もう、君しかいないんだ」
リストラされて、妻にも去られて、さんざんな状態になって愛人の元にやってきてすがる情けない親父のような台詞です。
そこへ一発の銃弾。
表情の固まったカールに、続けて数発の銃弾が打ち込まれます。
撃ったのはカイでした。いつもこの場所で射撃練習をしていたので、バッチリです。
「またお前か!」
カールの体内で爆発が起こった様に見えた直後、その姿は煙に隠れてしまいます。
「やったか?」
しかしロンドンで普通の翼手相手にしにかけたヘタレが、シュバリエを倒せるはずもなく
小夜が必死で「ダメ!」あんたこの前死にそうだったでしょ!?学習してよ!と警告。
暗がりから翼手バージョンのカールが襲い掛かってきます。
カイの肩を掠めて外へ出てゆくカール。
「カイ!」上から飛び降りた小夜に「たいしたことねえホントにな、カール甘いよ早くあいつを!」と小夜に生意気にも命令するカイ。
ムッとしつつも、あとを追う小夜。
カールに切りかかりながらもなかなか倒せません。
「小夜、一緒に行こう。家族にすら裏切られた君も僕も、望まれて生まれてきたものではないもの同士」
痛いところをつかれつつも、変態に( ゜∀゜)人(゜∀゜ ) ナカマー!扱いされるのは小夜たん心外です!
「イクよ!!」
勝手に一人で盛り上がるカール、先にイってしまうのは感心しません。
そんな変態の様子が腹に据えかねた小夜たんは雄たけびを上げて、本気モードで切りかかりますが、やっぱり決め手にかけ、あっというまに抱きすくめられてしまいます。
バックを取ったカールが小夜の首に手(ヤバイ形状なのでハラハラ☆)をかけます。
「小夜、このまま君の首筋を食い破り、血を飲み干せば、君も死に、僕も死ぬ」
究極のプレーイ♪この場合どっちもSでMという活気的なシステムで~す☆
「私は・・・」
うつむく小夜たんに、エロい声でささやく変態カール。
「さあ、イこう。小夜。望まれぬ者同士、二人だけの世界へ」
そしてあ~んする変態はそのまま小夜の首筋へがぶりンちょ。
動きを止める二人。
しかし、小夜を呼ぶカイの声に、自分を取り戻す小夜。
「私は・・・死ねない。こんなところで負けられない。
私には守らなきゃいけない人たちがいるのに!!」
その声に顔を上げるカール。
カールの腕を切り裂く刃。叫びながら刀を振り下ろす小夜。
月の下、鈍い肉を切り裂く音が響く。
腕を切断され、体を刀で貫かれたカール。
そして・・・
小夜は自分の体ごと後ろのカールもろともに貫いていたのでした。
こうすれば自分の血を効率よくカールの体内へ入れることができる。
それにしても、ハジ顔負けのすごい戦術です。イタソー。
自分もろともに相手もつきさすというなんかいけないグッズを瞬間的に想起した管理人はちょっとなんか頭冷やしてくるといいよ。
結晶化を起こして、小夜とともに膝をつくカールが振り返ると、そこにはソロモンが。
手にしたなにかを振り捨てるソロモン(もしかして腕切り落としたのソロモン?)は、悲しそうに首を振ってつぶやきます。
「カール・・・可哀想なカール」
だったら切るなよ腕!
カールが倒れたと思いきや、小夜の周りを偽モーがずらりと取り囲みます。
なんか数多いんですけど!!誰も一体も倒せなかったのか?!
あと、下僕は一体ナニやってんの?
またどっかで貫かれちゃってマスか?
偽モーを目にした小夜は、自分の身体に刺さった刀を抜こうとします。イタソー。
その手を、そっと跪いたソロモンが止めます。見詰め合う二人。ラブロマンスのヨカ~ン♪ヒロイン刀刺さってるけど。
「無茶をする・・」
小夜の頬をなでるソロモン。久々にソロ小夜キター!!
「無理に抜き取れば内臓に傷がついていしまう。そうなれば貴女もただではすまない」
厳しい顔になるソロモンは、こんなものではなくて、もっといいもので貫いてあげますよとばかりに一瞬のハヤワザで刀を小夜の体から抜き取ります。
激痛に悲鳴を上げる小夜。
倒れこむ小夜を残し、刀を地面に突き刺して去ろうとするソロモン。
弱った相手を前にした絶好のチャンスですが、がっつかない余裕がモテる男の秘訣です。ここは格好よく去る。
このような押したり引いたりの駆け引きが重要なのです。
男子諸君は肝に銘じるように。
そこへ「小夜!」と
今更どの面下げて来た!主人のピンチにかけつけない下僕など、用はないわ!!といわれても仕方のない、忠犬失格のハジが、その他大勢とともにノコノコとやってきます。
しかもハジの台詞って今回これだけじゃない?
ソロモンは偽モーを手で制して命令します。
「お帰りなさい、君達のベッドへ」
「何故、貴方は・・・」
ソロモンの真意を問う小夜に、語り始めるソロモン。
「僕はカールが羨ましかった。
純粋に自分の思い通りに生きてゆく彼の姿が」
どうやら思う存分変態ぶりを発揮するカールのようになりたかったというカミングアウトのようです。
「しかし、それは僕の誤解だったんですね」
カールの破片を拾い上げるソロモン。
「彼はただ、孤独だったのです」
破片を握りつぶすソロモンは、実は小夜の首筋に噛み付いたカールにちょっとジェラってます。
僕の小夜たんの白い首にかぶりつくなんてテラウラヤマシス。
孤立していた小夜に同じ思いを見出していたカールだが、しかし、小夜とカールは違うと続けるソロモン。
小夜には見守る仲間いるのに、自分で孤独を選んだ、と、カールはホントに友達いない可哀想なヤツだけど、小夜はただ自分でカラにこもってるヘタレなヤツだという違いを指摘します。どっちもダメなヤツですけどね。
カールは最後までそんな(´・ω・) カワイソスな自分に気づかなかった。
「彼を見ている僕がいたことにも・・・」
手に残るカールの破片を握り締めて、辛そうな表情を浮かべるソロモン。
ぎゃー?!!ナニコレ?!!ナニコレ!!!
ソロカル?ソロカルでつかっ?!!
それともなんか受けくさい表情のソロモンだかソロ→カル風味のカルソロ?!!
※上記の意味がわかんない人はスルーしてください。意味がわかっても痛いヨ!と思う方もスルーしてくださるようお願いしまつ。
そんな衝撃のカミングアウトをした後、意外なカップリングに驚く小夜たちに、ソロモンはディーヴァ情報を伝えます。
1週間後ディーヴァはクリスチーナ島へ向かう。
信じる信じないかは自分で判断してくれというソロモンに、何故教えるのか問う小夜。
「小夜たん萌えですから・・・・」
などとこれ以上小夜を萎えさせるようなことは言わずに
風に吹かれた寂しげでお耽美な表情で
「僕もまた、孤独なのかもしれません・・・」
とキメつつ、去る王子様キャラに戻るソロモン。
吹く風にあおられる小夜を背後からかばうように覆いかぶさるハジにちょい萌え☆
ソロモンが去った後、残った刀を手にクリスチーナ島へ一人(ただし下僕連れ)赴こうとする小夜に、ソロモンや下僕に負けじと小夜萌えキャラの一人として、カイも自分をアピールします。
「俺はお前を守りたい」
ヘタレに限ってこういう台詞はきたがるよな・・・実際助けるのは別のキャラだったりしてさーふふっ・・・あれ?なんで涙が出てくるのかな・・・種デスの額のあやうい甲斐性なしの誰かと、かばってもらえなかった激プリ姫を思い出しちゃったからかな・・。
しかし、精一杯のキメ台詞が功を奏したようで、
思わず胸を詰まらせる小夜が、声を震わせながら
「ばか・・・」
とやっと言葉をつむぐってこれなんてカイ小夜?な場面で続くー!!!
はあはあ。
なんか今回すごくなかったですか?
カールだけじゃなくて、各キャラのあやしい挙動に萌えすぎて、下書きだけで4時間かかってしまいました!
これから校正するので、この長さだとあと2時間くらいかかりそうデス・・・・。<6時間かYO!
しかも大半はいつもにましてうわ言みたいな内容で、ここまで読んでくださった皆様の忍耐強さに乾杯!
今回もお付き合いくださり、どうもありがとうございました!
なんかブログ開設時よりも確実に病(不治)を深めている管理人に哀れを感じた方、


角川書店 (2006/04/22)
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角川書店 (2006/04/28)
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予告はなんか張り切ってるジェイムズ<そんなに張り切ると死にそうだYO!
次回はシュバリエ、シフ勢ぞろい&リクコスディーヴァが観られるようデスね。
カール、最後まで面白くてありがとう!ついでになんかアンカルとカルソロorソロカル妄想もありがとう!!おかげさまで病気が悪化したヨ★
ここでクイズです!
管理人が妄想したカップリングは一体何組あったでしょう?攻受が違うごとに1組と数えます。
正解者の方は、BLOOD+または種デスキャラのイラストリクを受け付けマス♪
って自分でも正解よくわかんないんですけどネ★
面倒くさいんで、クイズ参加は関係なく(おい)適当にイラストリクして下さったら、時間とやる気のあるときに答えマス♪<だめじゃん