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「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」その4

2011.12.07(22:41)
[12/13に書きました]
ついに会期が昨日で終了しましたね。
観に行った方も間に合わなかった方も適度にお付き合いください(^^;)



前記事
「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」その1
「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」その2
「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」その3

■「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」 国立新美術館


※12/12終了

美術館企画展ページ
公式ページ



■第5章 近代生活

アメリカの都市生活が反映された作品を中心に展示されていました。

繁栄している都市の豊かさの裏に存在する、孤立感や虚飾性を描こうとしている作品が多かったように感じました。
ギ・ペーヌ・デュ・ボア「到着客」
201112F06.jpg
これは実際にはかなり暗い色調で覆われていて、手前の二人の男女がようやく見分けられるような絵でした。
コートを脱がせる男も実はあまりよく見えないくらいです。
夜どこかのパーティか劇場に到着したばかりと思われる二人は、かろうじて照明に照らされていますが、背後の暗い空間にいると思われる客たちはほぼ判別できません。

たくさん人がいてもそれがただの背景でしかない都会の状況をあらわしてるかのよう。
この人の他の絵(「青い肘掛け椅子」)も暗めの色調でした。

ケネス・ヘイズ・ミラー「買い物客」
201112F10.jpg
消費社会アメリカをゆく女性たち。華やかなのですが、なんとなくのっぺりとした塗り方やどこを見ているかはっきりしない視線などで、で現実感がないような雰囲気が漂います。
行きかう買い物客たちの一人という、ふわふわした存在でしかないような彼女は、これから何を買いにいくのでしょうか。

ジョージ・ラクス「フィリップ・ブリドー大佐に扮するオーティス・スキナー」
201112F07.jpg
はじめ「扮する」というのを見てコスプレ趣味?と思ってしまったコミケ脳の自分を反省。はい、オーティス・スキナーは普通に役者さんなんですね。
フィリップ・ブリドー大佐って誰?と思って調べたところ、バルザックの「ラブイユーズ」という悪漢小説の主人公です。彼は元ナポレオン軍兵士で、放蕩無頼のかぎりを尽くしたあげくパリを追放され、兄の財産を狙うという人物です。なるほど、ちょっとくせのある感じなのも納得できますね。

バルザックの原作をエミール・ファーブルが劇として書き起こしたものを上演していたようです。
ラブイユーズ―無頼一代記 (バルザック「人間喜劇」セレクション)
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ジョン・スローン「化粧をする道化師」
201112F08.jpg
華やかな舞台裏の、なんとも言えない孤独な感じ、静けさとわびしさが伝わってくるような作品。
思わずひきこまれます。



ウォルト・クーン「羽飾り」
舞台裏その2。
派手な衣装の頭飾りをつけた彼女の虚無的な表情が、印象的。
舞台で満面の笑みを浮かべて、帰ってきて鏡に向かって素に戻ったところ、という感じにも見えます。
201112F05.jpg




エドワード・ホッパー「日曜日」
絵はこちらこの絵を見たかったこともあって足を運んだ今回の展示。
なんとなくもっと老けた男を想像してたのですが近くで見たら、想像していたよりも若くて、スキンヘッドにしてたのを発見。
日曜日、という休日にもかかわらず、そこには楽しいのんびりした時間が感じられず、ひたすら寂しいしょんぼりした雰囲気が漂います。
タバコをふかして何もない時間をやりすごす男。
アメリカって本当はこういう一人で生きるところなんだよ、と言われているような気持ちになりますね。

今日はここまで。

続きます。
<<「モダン・アート、アメリカン―珠玉のフィリップス・コレクション―」その5 | ホームへ | 本日の学習【漢検1級】>>
コメント
【芸術ってイイですね。】
お恥ずかしながら、
私は美術館と呼べる場所に
行ったのは、
ファイナルファンタジーで有名な
天野先生の個展しか行った事が
ありません。でも、今回の
モダンアートは、どことなく
近似値、天野って気がして
私もすんなりハマれそうです。
でも、しのぶんさんって、かなり
の多趣味ですよね。なんかブログ
のネタに困らなそうで、
うらやましいです。では。
【2011/12/14 08:29】 | 某女編集長 #Xbp4PiJ6 | [edit]
【某女編集長さま】
某女編集長さま、こんばんは。

> ファイナルファンタジーで有名な
> 天野先生の個展しか行った事が
> ありません。

天野喜孝、いいですよね。私も好きです!

> モダンアートは、どことなく
> 近似値、天野って気がして
> 私もすんなりハマれそうです。

一部には地味という評判の展覧会でしたが、
時代を通して写実から抽象と幅広い作品に触れられ、
アメリカの絵画の流れがよくわかるので
面白かったです。

> でも、しのぶんさんって、かなり
> の多趣味ですよね。なんかブログ
> のネタに困らなそうで、
> うらやましいです。では。

ありがとうございます。
本当はアニメや映画や本など、書きたいことはもっとたくさんあるのですが
時間が足りなくなってしまうので最近は短めに抑えるようにしています。
趣味が多い分、実際にそれにかける時間の方がオンラインにかける時間
を上回ってしますので更新滞りがちです(^^;
ネタには困らなくても書く時間がないというジレンマですね。


【2011/12/16 22:29】 | しのぶん #VWFaYlLU | [edit]
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