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第79回独立展

2011.11.01(23:45)
[11/7に書きました]
ありがたいことに、このところ周囲に創作系の人々が多いせいか、各種方面からチケットを頂く機会が多い管理人です。

知り合いが出ている舞台とか、展覧会とかに出かける機会が増えてきました。自分もささやかに人前で発表する機会が増えてきています。
そういう年代というか、タイミングなのかもしれませんね。

ジャンルが違ってもそれぞれ有用な情報や誘いがお互いに回ってくるので、勉強するチャンスも広がっていて、なんというか、「何かマジメにやっているとアレコレ助けてもらえることが多いなあ」と実感中です。

やる気のある人には後押ししてくれるようなチャンスがめぐってくる、という感じでしょうか。

今までだと躊躇していたことも、去年くらいからどんどん思い切って参加するようにしています。

といいつつ、絵の方は個展を開催したりしている皆さんに比べるとイマイチ行動力がない管理人。

今回、こちらの頂きものチケット(多謝!)で行ってきた独立展を見てかなり刺激を受けて帰ってきました!


■独立展  国立新美術館

※すみません、新美での東京展は、10月24日(月)で終了しています。

ただし、以下の通り巡回します。


大阪展 2011年11月15日~11月20日
大阪市立美術館

京都展 2011年11月26日~12月4日
京都市美術館

名古屋展 2012年3月27日~4月1日 
愛知県美術館

鹿児島展 2012年4月28日~5月6日
鹿児島県歴史資料センター黎明館

福岡展 2012年5月15日~5月20日
福岡市美術館



独立展公式ページ


■展覧会説明(公式ページより)

独立美術協会は1926年から1930年にかけて5度開催された佐伯祐三、前田寛治を中心とする1930年協会展が発端となり、二科会ほかの団体を超えて気鋭の作家が集まり1930年に組織されました。

 創立会員は伊藤廉、川口軌外、小島善太郎、児島善三郎、里見勝蔵、清水登之、鈴木亜夫、鈴木保徳、高畠達四郎、中山巍、林重義、林武、福沢一郎、三岸好太郎の14人でした。そして1931年1月、東京府美術館で第一回独立展を開きました。

 以来、須田国太郎、小林和作、海老原喜之助、野口弥太郎、鳥海青児等々、近代美術史に輝く画家を数多く輩出してきました。

 現在も創立時の精神をそのまま引き継ぎ、会員と前途有望な準会員、会友、出品者により毎年10月国立新美術館で展覧会を開催しています。








■感想

とにかく作品数が膨大でした。

3フロアにわけて、びっしりとプロ・アマの100号前後の巨大な作品が展示されています。

あまりの数に圧倒されて、とにかく見すぎたための眼精疲労がすごかったデス(^^;)

同時に、

「こんなに絵を描く人っているんだ・・・」

「絵の上手い人はたくさんいるんだね」

「ほんでもって、アマチュアでもこんなデカい作品を描くスペースと画材が確保できて出品(搬入やらエントリーやらで結構お金かかる!)できるお金と時間の余裕のある人々がこんなにもいるのか・・・!」


というのがわかって、ややションボリズムにひたったりして。

もちろん、

「やっぱりとにかく作品を完成させて発表するという、実行力がないことには何も始まらない」

「皆がんばってる!すごい!」


ということもわかって、おおいに前向きな気持ちになって刺激を受けたという部分もあります。

出口を出たところで最初にちょっとしんみりしたのは、疲労のせいが大きい気がします(^^;)(展示室は座るスペースがあまり無かったので)





通常の画家の企画展と違い、今回
たくさんの色々なタイプの作品を見たことで、気づいたことがあります。



入賞作品やプロの先生方の作品などは、やはり際立っている、ということです。



現代絵画ということで、ほとんどの作品が大きなキャンバスに描かれています。

たとえばレンブラントなどの昔の作品はそれほど大きくないものが多いのですが、現代絵画はとにかく圧倒的に大きい。



独立展の出品規定なのかと思って調べたところ、以下のように3種類のサイズが定められているのがわかりました。


130F型(194×162cm)以下、
100S型(162×162cm)以下、
100F型(162×130.3cm)以下に収まる号数





・・・。

「以下」ってことは、それより小さくてもいいんですよね。

ということを考えると、もっと小さい作品があっても良いのではないのでしょうか。


みんな横並びに100号以上で描いているのですが、何故なんだろう。

小さいと埋もれて目立たないから?


でも、実際にあれだけの大きなサイズのたくさんの作品を見ていると、実はたまに小さいサイズのものがあると、そちらの方が目立っているんですよね。

2008年に中国現代絵画の展示を見たときも思ったことですが、

「現代絵画=でっかいこと・目立つことはいいことだ!」

という考え方がどこかにあるような気がしてならないのです。(『チャイニーズ・ドリーム in 丸の内-中国現代美術展ニッポン放送→辛口になりそうだったのでレビューしてなかったようデス。それにしてもレビューしてない展覧会の方が多いですね・・・


中国のはまた極端で、100号どころか壁面いっぱいのスケールのものが多かったのですが、モチーフや技法はいたって普通のもので
「何もこのサイズで描く必然性はないのでは?」と思うようなものがほとんどでした。

漫画ちっくな具象の普通の絵を単に縮尺を変えて拡大しただけ、というタイプのものが多くて、作品の構成上の必然性がなくて、単に「大きな声で主張したいだけ」という感じが伝わってくるような正直ゲンナリしたものが多かった記憶があります。

経済発展してバカでかい作品を喜ぶお金持ちが増えてこういうことになったのかなあと、ボンヤリ感じたのです。


今回色々見た中でも、
「ああ、この作品はやはりこのスケールで描くべきだなあ」と納得できる作品と
「これは・・・別にここまで巨大にしなくてもいいのでは・・・?」という作品が混在しているように感じました。(えらそうでスミマセン)

もちろん、どの大きさでどう描くかは、作る人の自由なのですが、プロの作品や優秀作品は、基本的にサイズについての「大きすぎるor小さすぎる」という違和感がなく、しっくりおさめている印象がありました。

後日、見た人と感想を話しあったときにも、やはり同じように
「別にここまで大きくしなくってもよくね?」的な意見が出た(本当はもっと真面目に話してましたがw)ので、あながちサイズについての違和感はまるっきり外れてはいないような気がします。


あと、大きなサイズの絵の問題点として、プロ作品との決定的な差が「情報量」だと思いました。

プロの絵は「ああ、やっぱりプロだな」と思わせる作品になっています。



どこが違うのか。



もちろんテクニックもあるのですが、目を引くような作品は決定的に空間処理がすごく上手い、ということにつきるような印象です。

ごちゃごちゃせず、すっきりしているのです。

大きなサイズのせいか、アマチュアの場合は、そこに色々なものを詰め込んで描きすぎてしまっている (もちろんそれを狙っている場合もあるとは思いますが)ケースが多いのです。

テクニックとして一つ一つはかなり上手に描いているのですが、全体を見たときに、どこをどう見て良いかわからず、ぎっしりしすぎている絵になってしまっています。

サイズが大きいだけに、見ていると目が回ってかなり疲れます。

色の処理、形の処理、などが強弱なしでわーっと一気に押し寄せる感じ。



それに対して、プロっぽい作品は、ものすごく濃密に構成しているような画風であったとしても、必ず見るべきポイントがわかるというか、視線誘導が上手いです。

見せたいもの、描きたいものの、焦点がバッチリきまっている感じ。

なんというか題材に関わらず、落ち着いて「鑑賞」ができる。
鑑賞させるためのさりげないけれど、かなり周到な準備がすでに為されている状態。

改めて、プロってすごいと思いました。

自分の表現したいものだけではなくて、見る側からの視線も意識している。

奔放に見えて、冷静な計算がきちんとされた上で描いています。

自分のやりたいことだけに集中するのが素人だとすると、自分の表現について常に客観的な視点を持ちながら製作するというのがプロなのかなと。

これは、文章でもなんでもそうですが、潔く不要な部分を捨てることというのはかなり高度なテクニックです。

素人だと、拙ブログの長文が良い例ですが、ついつい色々言いたいことを詰め込みすぎてしまう。

全てを性急に語ろうとしてしまう欲張りなところが出てしまうのですね。

それに対して冷静に、無駄を抑えて表現するのがプロ(もしくは限りなくプロっぽい感じ)なのかなあと。


自分が絵で色を使うときに混乱するタイプなのでよくわかるのですが、表現の幅が広がる(サイズや色など)と、とたんに選択肢で迷う。
で、先生に助言を求めたりする。

絵は自由な世界なので、何をどう表現するかというのは本当に難しいです。

裸婦デッサンとか、ある程度限定されていると迷いがないのですが。


本来は正しい道筋を自分で選択できるのが、達人なのですよね。



あ、なんか偉そうに色々書いてしまっていますが、基本的に出品されてる方は皆さんすごくレベルが高くて、まず作品を完成させ自分の世界を表現しているという時点で、かなりリスペクトの念を感じております。

各自個性が出ていて、笑える作品あり、ほんわか系あり、サスペンス系ありと、人の内面にはこんなにもバラエティ豊かな表現すべき世界があるのだなあと、不思議な気持ちになりました。


実際の自分のことも省みつつ、
「たくさんの中で目をひく作品とはどういう特徴があるのか」ということを色々考えることが出来て、この展覧会はかなり得るものが大きかったです。



しかし、とりあえず販売していた先生方の絵葉書が1枚500円という価格なのにはビックリした!
迷わず買ってる人もいてさらにビックリした!
みんなお金持ちだな!

運営費をこれでまかなう部分も大きいとは思うのですが、小心者の管理人は買えずにしおしお帰ってきましたとさ☆

多分フラッシュを使わなければ撮影OKのようなので、気になる作品はデジカメにうつすといいかと思います。

手ぶらで行ったので、個々の作品についての感想が今回資料がなくて特定のしようがなくて書けませんでした。すみません。

自分が好きな作品を見つけたり、賞の傾向などをなんとなく考えてみたり、色々な角度で楽しめると思います。

来ている人はほとんど出品者の関係者のようで、まず知り合いの絵にたどりつくまでが結構大変そうでした。(数が多いので・・・)

関係者でなくても、絵に興味がある方は、かなり色々な作品を見て絵について考えることができるので、面白いかと。

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