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「ワシントン ナショナル・ギャラリー」展その1

2011.09.01(00:28)
[9/14深夜にUPしました]
うっひゃああああ。油断した!油断したらまた更新とまってた!!

台風来てた2週間くらいは不調すぎて、運動控えめにしてたり、片付けがストップしたり色々滞ってたのですが、元気になったらなったで遊びに行ってしまうということでどっちにしてもあんまりPC前にいなかった管理人ですよ。

この展覧会かなり初期に見に行ったのになかなか記事が書けずに数ヶ月経ってしまい、東京展が終わってしまいました。うう。

それでもUPするのは、見に行ってよかった!と思えた展覧会だったからです。

仕事が忙しかったときだったので「とにかく、心安らげるような内容の展覧会に行きたい!あんまり激しい現代美術とかは疲れるのでパス!!」というリクエストのもとに出かけた印象派を中心とするコレクションです。

無難なラインといえばそうなのですが、実は行ってみたら初めて観る絵も多く(初来日の絵画50点!)、予想以上に充実していて面白かったです。

狙い通り、疲れた心身を立て直して、楽しい気分になって帰ってくることができたので、これから開催される地域の方にはお出かけをオススメしたいです。

■ワシントン ナショナル・ギャラリー 国立新美術館

※東京展は9/5で開催終了してます、すみません。

京都展は9/13~11/27に京都市美術館で開催です!関西の皆さんれっつらごー!!



公式ページ ■混雑状況

日本人に人気の印象派作品が多いということで、開催期間はじめの平日に半休とって予定を合わせて出かけた我々でしたが、計略はまんまとあたって、ストレスのない落ち着いた状態で鑑賞できました。

夏休み入ったら絶対アウト、と思っていたのですが案の定、休日や夏休み期間に出かけた別の友人たちの話を聞くと混雑してたとのことです。

これから行かれる方はできるだけ休みをもぎ取って、平日にいくといいかもしれません。


■ワシントン ナショナル・ギャラリーについて

ワシントン ナショナル・ギャラリーの印象派とポスト印象派を中心とするコレクションは、ほとんどがコレクターの市民の寄贈からなるものという、まさに市民によって作られた美術コレクションです。

創設者アンドリュー・メロンに続いて、ワイドナー父子、ローゼンヴァルト、チェスター・デールなど、数々の富豪が惜しげもなく自分のコレクションを寄贈した結果、今日の素晴らしい美術館が出来たというところに、アメリカの豊かさを実感することができます。
コレクションが出来る過程が、ビデオ映像で完結に紹介されていました。

→詳細は公式ページの「珠玉のコレクションを創った人々」をドゾー





以下、おぼろげな記憶とメモをたどり、ひとこと感想。

■1.印象派登場まで

フォンテーヌブローの森にあるバルビソン村で活動したバルビゾン派のジャン・バティスト・カミーユ・コロー、ジュール・デュプレや、写実主義のクールベ、そして印象派のマネの作品を展示。

コロー「うなぎを獲る人々」
201106w01.jpg
最初どこでうなぎ摂ってるのかよく見えず(よく見ると後方に川の中で男がそれらしき作業をしている。が、ちっちゃ!)、木登りしてる男性が目に入って「木に縁りて魚を求む」という諺がアタマをかすめました。

うなぎ獲る人ドコー?という感想は皆が持っていたらしく(友人も最初ドコだかわからんかったと証言)、万博で展示されたときは「緑の岸辺」というタイトルで紹介されていたとか。

コローの絵は遠くへ視線を誘導した先に空間が広がってる、という構成が多いのですが、今回も、川の流れの先には木のトンネルがぽっかり開けていて空が見えていますね。

ジュール・デュプレ「古い樫の木」
重厚にした日立CM「このー木なんの木気になる木♪」
印象派よりももう少しどっしりしたタッチ。

シャルル=フランソワ・ドービニー「オワーズ川の洗濯女たち、ヴァルモンドワ近郊」
ドービニーの絵って曇った空や全体的にくすんだトーンのなんとなくしょんぼりさせる風景が多いので、実はあまり好きではないのですが、この絵は意外と明るく感じました。

晴天ではないのですが、空と川という構図で広々と開けているせいかのか、個人的にはいつものドービニーよりずっと明るく感じられて好きです。
水の反射の分もあるのかな?

クールベ「ルー川の洞窟」
201106w02.jpg

岩肌の存在感がすごくて、クールベだなあという迫力があります。
群を抜いて力強いです。




ウジェーヌ・ブーダン「オンフルールの港の祭」
はためく旗、波などを走る筆で表現。印象派っぽくなってきました。
201106w03.jpg

同じ作者の「トルーヴィル近郊の洗濯女」も、水面や女性たちが、ささっとした筆で描かれています。

エドゥアール・マネ「牡蠣」
なんか、オランダ室内画のリアルな描き方とは対照的に、フレッシュさが感じられなくて不味そうな牡蠣でした・・・。レモンとかも干からびかけてるように見える(^^;

これ食べたら確実にあたりそうな気がします。

エドゥアール・マネ「オペラ座の仮面舞踏会」
201106w04.jpg
これ、構図が大胆で面白いです。
2階部分が途中まで入っているのですが、その床が枠のように1階の人々の上に横に広がっています。
人々服装の黒がいかにもマネらしい黒だなあと感じました。
画面右の方にカメラ目線になっている男性がマネ本人とのことです。
黒い中で鮮やかな衣装の左の人物たちがすごく目立ちますね。

エドゥアール・マネ「鉄道」
201106w05.jpg
ポスターになったこの展覧会の「顔」の作品。
実際に見るとひざで寝ている犬や、少女の傍のブドウは意外とわからないくらいさりげなく目立たず描かれています。
照明のせいかも?
横の説明を読んで見て、「あ、ほんとだ。ブドウだ」とわかる感じという。
逆に言うと、その分、少女と女性に目が行くような絵になっています。

展覧会では画面右奥の白い建物のバルコニーにちょうど女性らしきシルエットが見えて、そちらが気になっていたのですが、今冷静に画像を見て考えるとただの葉っぱなのかもしれません。

少女のリボンはシフォンなのかなあ?

服装が大人と子供で違いすぎて(女性が厚着に見える)、暑いんだか寒いんだかわからないです。ブドウがある季節なんだろうけれども。

エドゥアール・マネ「プラム酒」
あんにゅい。女性がプラム酒を前に頬杖をついてタバコ片手になんかキマってる感じの表情をしています。

アンリ・ファンタン・ラトゥール「皿の上の3つの桃」
201106w06.jpg
小さいサイズの作品ですが、これはさっきのマネの牡蠣と違ってすごく美味しそう!!
桃の毛と表面のうっすらした感じがとても好きです。
指で押したところが少し悪くなりかけてるあたりに、いかにも桃らしい風情が。



フレデリック・バジ―ル「エギュ=モルトの城塞」
201106w07.jpg

今回いいなと思った画家がバジール。出ている作品3点全て好きです。

サルヴァスタイル美術館というサイトに詳しい解説記事「アーティスト紹介:フレデリック・バジール」があります。

初期印象派の大物なのですね。

明るく、独特の色彩がとても印象に残ります。
海と空の色が本当に見ていて気持ちが良いです。

フレデリック・バジ―ル「エドモン・メートル」
横向きで目を伏せる上品な雰囲気の紳士が素敵。


フレデリック・バジ―ル「若い女性と牡丹」
201106w10.jpg
この絵は上2点と違う面白さがあります。

褐色の肌の花屋の女性が牡丹を差し出している絵なのですが、不思議なことにグレーの背景とともに女性自身もなにか無機的な、マットな質感で描かれていて、人間よりも花の方が生き生きとフレッシュに見えるのです。

無表情な女性に比べて牡丹や花の方が何倍も饒舌に感じられる、変わった絵だなと感じました。
肖像画ではなくて、人も花も同列に並んだある種の静物画っぽいイメージです。


やっぱり一言で終わらない・・・。
長くなったので一回区切ります。


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コメント
【展示がみな左に傾いていました!】
美しいブログを拝見しました。

私は10月8日に京都市美術館に参りました。
日本は放射能汚染列島だとしてヨーロッパの所蔵作品が来なくなった中、
ワシントン・ナショナル・ギャラリーはこんなにもスゴイ作品を貸し出してくれて、
私は大興奮で参りました。
ところが驚いたことに、版画などの「紙の部屋」を除いて
ほとんどすべての作品が左に傾いて展示されていたのです!
(僅かな傾きですが絵画展示ではもっとも気にされることです。)

私はめまいがして、結局鑑賞を続けられなく、京都市美術館を後にしました。
あなたの時はどうでしたか?
キュレーターの方がご病気なのかもしれません…。

修正されたらもう一度行きたいものです。
【2011/10/10 13:00】 | reno #- | [edit]
【renoさま】
renoさま、コメントありがとうございます。

> 私は10月8日に京都市美術館に参りました。
> 日本は放射能汚染列島だとしてヨーロッパの所蔵作品が来なくなった中、
> ワシントン・ナショナル・ギャラリーはこんなにもスゴイ作品を貸し出してくれて、
> 私は大興奮で参りました。

今年はかなりの展覧会が中止になったので、本当にありがたかったですよね。
ワシントン・ナショナル・ギャラリーは創設のいきさつもそうですが、アメリカ人の豊かさというかスケールの大きさが反映されているような運営方針を感じます。
京都市美術館、私も昔訪れたことがありますが、そちらでご覧になったのですね。

> ところが驚いたことに、版画などの「紙の部屋」を除いて
> ほとんどすべての作品が左に傾いて展示されていたのです!
> (僅かな傾きですが絵画展示ではもっとも気にされることです。)

それは驚きですね!
ほとんどすべて・・・というのは、何か地震などでいっせいに傾いたという可能性も無きにしもあらずですが、
スタッフは気づかなかったのでしょうか。


> 私はめまいがして、結局鑑賞を続けられなく、京都市美術館を後にしました。
> あなたの時はどうでしたか?
> キュレーターの方がご病気なのかもしれません…。

私の時は幸い特に違和感なく快適に鑑賞できたことを考えると、傾いてはいなかったと思われます。
もしそれだけ傾いているなら、他の入場者からも後で指摘されるかもしれませんね。
(私や私の友人などはスタッフにすぐ指摘します)

そんなことがあるというのは初めて聞いたのでビックリしました。
何か気づいた場合に美術館に伝えるというのもアリかと思いますよ。
より良くしてほしいという意味でケチつけるのではなく妥当な指摘であれば美術館側からはありがたがられると思います。
が、体調が悪くなったら余裕はなかったかもしれませんね。


> 修正されたらもう一度行きたいものです。

素敵な作品が多かったので、できれば是非快適な状態でもう一度鑑賞なさってくださいね。
【2011/10/11 23:12】 | しのぶん #VWFaYlLU | [edit]
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