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「シュテーデル美術館所蔵 フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」その1

2011.05.14(01:52)
[5/18に書きました→5/19深夜にUP]

■「シュテーデル美術館所蔵 フェルメール 《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」Bunkamuraザ・ミュージアム
公式ページ

GW中は仕事してたので、GW明けの平日に休みをとって行って来ました。

※5月22日(日)まで開催中 開催期間中無休 ←まだの方は急いでGO! ■美術館に行って思ったこと

土日に出かけた友人の情報によると、「『地理学者』の前は整列して少しずつ流れながら見なければならない状態だった」とのことだったのでかなり心配でしたが、タイミングがよかったようで、それほど混雑せずストレスなく見ることができました。

戻ってきて何度も見ることができましたし、鑑賞マナーもいい層が来ていたので、ラッキーでした。


ただなあ・・・。(出たよお説教タイム!)


「ものすごい行列になって制限かかってない鑑賞状況ではむりやり列になって見る必要がない」ということが把握できてない人、ときどきいますね。

慣れた人は「自分が目の前の絵を見終わったら、スッと後ろにひいて、他の人が見られるようにする」のですが、

「やみくもに人気ラーメンに並ぶ感覚で本能的に列をつくる、あんまり普段美術館に来ない皆さん」って、自分が見終わったあとも頑として、一番前のポジションを譲らないんですよコレが!



で、「列の順番によって自動的に次に見ることになっていると認識してる隣の絵」を見てるんだ!

斜め横から!




どういうことかというと、

「目の前の絵の一番いい鑑賞場所を占有していて、となりの絵を見る」という、

目の前の絵にも、
その絵を見たいと思って後ろから場所を空けてもらうのを待っている人に対しても
二重に無礼なこと
をやっちまってるわけです。

中には人でギュウギュウな展覧会もありますが、
そんなときでも係員は「並ばなくても後方からのご鑑賞はできますので、すいているところからご鑑賞願います」ってよく声かけて誘導しています。

この声かけ、実は「見てないくせに絵を見る場所からどかない、気の利かないそこのチミたち」に言ってるんだけど、
どういうわけか当事者たちの耳には入らないらしく見事にスルーされる、と。

(で、入り口付近や特定のスポットがアホみたいに混雑)



無理やり横入りはNGですけど、 空いてるところから観ていけばいいのに。

戦時統制下の配給じゃないんだから、盲目的に行列つくってぼんやりすることないと思うの。

一番前の人がある程度マナー守って、観終わったら後ろに下がる、という動きをしていれば大抵ちょっと待てば、至近距離で鑑賞できますYO!


イヤホンガイドで延々と聴きながら真正面ずーっと動かない人とかもいますが、良識派のイヤホンガイド使用者はちょっと後ろに控えて聴いてます。

イヤホンガイドといえば今回は大丈夫でしたが、アレ、結構音漏れしててイラっとするんですよね。


慣れてる人だとお互いなるべく真正面は避けてスペース空けて観ることが身についてます。
真ん中で見たいときは、周囲をちょっと見てタイミングはかるし。

気がすんだらさっさと他の人にゆずる。

後ろに下がるときはなるべくぶつからないようにする。

今回、このマナーを守ってる人が土日の展覧会のときよりもかなり多くて快適でした。

こういうことがフツウにできている人は、
「ああ、この人は美術館よく来ていて絵を見るのがすきなんだろうなあ」というのが伝わってきますね。



が、
でっかい荷物をロッカー(空きがあるのに)に預けもしない人で人にぶつけてくる好戦的なタイプや、隣の絵を見るお前のその横顔が正面の絵の邪魔になってますけど的な無神経なタイプの人も数人いるにはいました。

絵より題名とかの表示を一生懸命見る人(図録買って家で読めばいいのに・・・)と
荷物邪魔な人、
ぶつかって謝らない人、
隣の絵を最前列で鑑賞する人
って、結構かぶってます。

一人で何役もマナー違反の見本になってるんで、目立ちますね。


こういう場での振舞いは特に教えられたことはないですが、若いうちに来慣れてるかどうかというのが大きいのかもしれません。

日本に限らず海外でもマナーいい人と悪い人はどこでもいるのですが、
マナーを守っていると、好きだというのがわかる人間同士ということで親近感がわくのか、美術館の人とか、単独で観に来ている人から親切にしてもらえることが多いですよ!(ちょっとしたお得情報)

言語関係なく、伝わるものってあると思います。



つーことで、今回是非とも広めたい鑑賞のポイントは

「最前列で見終わったら、とりあえず後ろに下がる&観てない絵の前にいつまでも陣取らない」

デス!

コレみんなが体得したら、イライラすること無いと思うの。

ふう。

繰り返しますが、今回の展覧会の客層のマナーはかなりよかった方だと思いました。(えらそう)

それでも、本編入る前にどうしても言いたかったんですよおおお。




■展覧会について


同行者が「フェルメール展って言われると『詐欺だ』と思う」と言うのも無理はない、

フェルメールは東京初上陸の「地理学者」のみ!という思い切った展示構成。

いや、確かに「『と』オランダ・フランドル絵画」ってちゃんと書いてありますけどね!

でもでっかく「フェルメール」「フェルメール」ってあるから、よく確認しなかったらガッカリという人もいそうな、なんとなく東スポっぽいノリを感じるのは私だけでしょうか(^^;)

フェルメール展といえばちょっと前に上野で開催されたフェルメール展でかなり色々見ることができた(過去記事あるかと思ったらレビューできてなかったorz・・・そうか、2008年頃からすでに「書きたいのに時間とれなくてレビューできない病」にかかっていたのか・・・)ので気が済んだところがあるのですが、
そちらに行ってなかった同行者は「もっとあればいいのに」正直な感想をポロリ

うん、多分みんなそう思ってるよね。

開催が震災前だったからよかったけれど、
震災後だったらこの1点すらも貸してくれるかどうかあやしかったことを思えば、1点見られるだけでもよかったかも。

震災後、あちこちで海外からの絵画貸し出しが拒否されて美術展が開催中止に追い込まれているのは残念なことです。リスクを考えるとわからないでもないですが・・・。
ワクテカしてた「プーシキン美術館展」「北斎展」が中止になってしょんぼりです。



オランダ・フランドル絵画はこの数年よく見ているので、フェルメール以外に出ている作品をどれだけ新鮮な気持ちになって楽しめるかどうか未知数でしたが、何点か印象に残る絵にも出会えてよかったです。



■シュテーデル美術館とは

シュテーデル美術館は、1815年に銀行家ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルの遺言により創設されたドイツのフランクフルトにある美術館です。
ナチスによる作品没収、大戦中に建物全壊などの憂き目にあいながらも、1966年現在の形に再建されました。
中世後期から表現主義の時代までのコレクションを持っています。






■ヨハネス・フェルメール『地理学者』

とりあえず、目玉の作品から。

この作品は本当に中心の作品なのだなあという感じで、会場の中ほどにありました。


まず、思ったよりもサイズが小さかったです。

もともとフェルメールの作品って全体的に「思ったより小さい」というのを学習済みだったので特に意外ではなかったのですが、オランダ室内絵画はバロックあたりのドドーン!とした作品群とはまったく違うなあと感じます。


映像で当時の最新のものが描きこまれていることを見所として流してあり、鑑賞前にざっと学習することができる展示になっています。
「美の巨人たち」でも取り上げられていましたね。


地理学者の襟元の白い部分や、広げている地図の白い部分は、映像やポスターなどで観たものよりも、実際のものの方が黄味がかっている感じ。

アイボリーのやわらかい色でした。

表情やゴブラン織の模様などは、ポスターよりも鮮明ですが、ものすごく近くに寄れるわけではないのとやや照明が落としてあるので、このサイズだと細かいところのタッチまでは確認しにくいかも。

ただ、それでもゴブラン織の糸の感じは筆跡が感じられるのでそのあたりじっくりと見ちゃいました。

窓からの光と照らされた学者と手元の地図、壁にうつる影などやわらかい色の対比がいい感じです。

白が青っぽい白ではなくアイボリーなので、ハイライトがくっきりしすぎてないというか。

窓、学者の姿勢、家具の影が、左上から右下への斜めのラインを反復してつくってる構図とか、

よく観ると地球儀と顔、右手もなんとなく視線誘導が自然にされるような配置になってるとか、

自分なりに改めて感じられたことが多かったです。


地球儀に書きこまれてるものとか、壁の地図の詳細ははっきりいって、
そんなに細かいところまでは確認できない感じなので、映像資料はありがたかったです。

目玉なだけあって、作品の周囲には当時の地図(作品に描かれているもの)、コンパス、地球儀も展示されているという親切設計でした。

地図は北海道がエンゾ?と書いてあって適当な形してあるとか、日本の部分はかなり色々突っ込みどころが多いものの、感心したのはインドや中央アジアはかなり細かく都市を書き込んであるところです。

あと、アフリカ内陸部も、ナイル川上流までしっかり探検完了してるんだなあという感じで、意外と河川などしっかり書き込んであります。

資源獲得や貿易などですでに詳しい情報のあった地域の差を見ると、日本がいかにまだ未知の国だったかわかりますね。


ちょいと長くなったので、一回区切ります。

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