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「開館20周年記念展 アメリカ抽象絵画の巨匠 バーネット・ニューマン」

2010.12.10(19:22)
間に合え!開催期間!!

ということでギリギリに美術展レビューアップしました。

12日までやってます!

予定詰め込みすぎて、色々なものがギリギリな管理人です。

海外へのカード発送も、大掃除も勿論やってない上、夏のクリーニングすら余裕でまだ出してないです。(いつものことともいう)

まだ気分は10月くらいなんですけどね、ええ。

結構あったかいですし、ツリーやイルミネーション見ないと年末という感じがあんまりしません。
言い訳に全くなっていませんけども。


久しぶりにメモりながら、じっくりまわったので、走り書きの解読に時間がかかって取り掛かりが遅かった、というのが一番の理由だったりします。




■「開館20周年記念展 アメリカ抽象絵画の巨匠 バーネット・ニューマン」 

川村記念美術館

※12/12(日)まで開催中!!急げ!!



今行くと「クリスマス市(クリスマス・マーケット)」をやっていますよ!

しのぶんが行ったときは秋だったんで、余裕でやっていませんでしたけどね。どんだけ記事寝かしてんだ。




■美術展概要


~公式ページより~
バーネット・ニューマン(1905-1970)は、20世紀のもっとも重要な画家のひとりです。

一色に塗られた画面に「ジップ」と呼ばれる垂直線を配し、力強い色面の構成による独自のスタイルを確立しました。
単純で明快、ごく限られた要素で構成された作品は冷厳さに満ち、人間味を一切排した印象がありますが、その奥には深い感情があふれています。

ときに畏怖の念を感じさせ、ときに優しさの感情で包み込む彼の作品は、究極的には、芸術とは何かという根源的な問いを差し出します。

本展は開館20周年を記念し、当館が所蔵する晩年の大作《アンナの光》を中心に、絵画・彫刻・版画など約30点を紹介するニューマンの国内における初個展です。果てしない自問自答を繰り返しながら、絵画の意味を伝えようとした芸術家の、その真摯な探求の軌跡をたどります。






意外にも今回が国内初というニューマン展。


川村記念美術館が所蔵する「アンナの光」をポスターに使い、中心的展示として、内外からニューマン作品を集めて展示するという試みになっています。

201012kawamura01.jpg



これぞ抽象!というようなシンプルな幾何学(というより線)的な構成のニューマンの絵画は、「ジップ」と呼ばれる垂直線が印象的です。

同じくこれまた抽象絵画!!という感じのポロック(常設の方にもあるので確認できます)がぐじゃぐじゃした色と形の混沌を押し出しているのに比べて、ものすごいスッキリ感。



部屋のインテリアにどっちかを選べといわれたら、多分ニューマンを選ぶと思います。

大家の作品に対して、「お前何様?」って感じのものすごくえらそうな状況設定ですが。

たとえていうなら中学生男子が「お前ゆうことあっちゃんだったらどっちと付き合う~?」とか言ってるような身の程知らずトークですね。

でも、皆さんも展覧会行ったら「これ部屋に飾る」「これ欲しい」「これ好きだけど飾ると夜中にトイレいけなくなりそうだから、家の中には飾らない」とか勝手に色々見ちゃいますよね?





■初期作品

「無題」(多すぎる・・・)、「異教的空虚」など初期の作品は、色々なモティーフをカラフルに描いていて、作者名を隠されたら、「カンディンスキー」とか「ミロ」とか言われてもわからないかもしれません。

■1949年以降の作品

「名Ⅰ」「そこではない-ここ」など、ニューマンっぽい作品が出てきます。

立体作品も含めて、垂直に対する志向が一貫していて、ニューマンの美の世界が伝わってくる感じです。

こういう世界を現したいという主張というか、気迫が感じられます。



うん、垂直好きなんだよね。

みたいな。


といいつつ、これらの作品は結構好きです。


「存在せよⅠ」はライン(ジップ)が絶妙。

「夜の女王」、縦長のキャンバスがなるほどそれっぽい。

実はこれらの作品についてなんか感想書いてあるんですが、解読できませんでした・・・。自分の字なのに。

「名Ⅰ」は板がナントカって書いてありました。




■リトグラフ「18の詩篇」

基本のパターンをおさえ、さまざまなカラーバリエーションで展開した、1964年のリトグラフのシリーズ。

富士ゼロックスが所有者というのはなんだか納得できます。

これも色がかなり好きですね。


■「アンナの光」


「アンナの光」は晩年の作で、ニューマンの集大成とも言える作品(そして最大の作品)なのでこれを所蔵してる川村はすごいですね。
そりゃ、ニューマンルームをつくるはずだ。

今回はいつものニューマンルームは閉鎖され、「アンナの光」が違う場所で展示されているのも新鮮でした。

「アンナの光」についての感想をのせた過去記事

シンプルなようでいて、実はよく見ると微妙な色の濃淡があったりするところで、執拗に色を塗り重ねていたであろうニューマンの、ものすごい作品を制作する上での真剣さがわかります。


■映像資料

ニューマン本人のインタビュー番組を観ました。

思い切った抽象絵画を作り出した画家は、意外にも温厚そうな風貌。

タバコを吸ってますね。(時代だなあ・・・多分現代ならこのシーンカットされると思う)

途中、片メガネをかけるので「おお」と思いました。
ちょっと鋭い目つきになります。

キリストの「(エリ・エリ・)レマ・サバクタニ」(わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか)という叫びについて真剣に語るニューマン。

この叫びは嘆きではない、というようなことを話していました。

メモが汚すぎる上、「おお!」と感銘したのに忘れている鳥頭な自分がいやすぎる。

今回はありませんでしたが、この叫びをテーマにした彼の十字架の連作がかなりの年月をかけて作られたものであることを知りました。




印象に残ったのは自分を「この世界に生きる人間」と言うところです。

この世界にいる誰もが画家であり、「画家になる」というのは「画家という職業を選択する」という言い方になり、それは違うというようなことを話していました。

「画家という職業」という概念そのものがヘンということ、世界に大きな影響を与えた抽象画家のニューマンの考え方を知ることができてよかったです。

「画家」は「なる」ものではない、という主張だったと思います。

なんとなく共感できました。




ニューマンの世界をわかりやすく展示してあって、好きな人はもちろん、あまり詳しく知らなかった管理人にも楽しめる内容でした。


これから観る方には、斜めから観るのをおすすめします。

塗りとか微妙なところが味わえて、画面をより楽しめるかと。


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コメント
【恋する都会の編集部より】
毎回拝見させてもらっております。
ブログ編集部「恋する都会の編集部」
の某女編集長です。
私も夫には内緒で編集部なるモノを
起ち上げてしまいました。
いつも、いつバレやしないかと
ヒヤヒヤしております。
よかったら今度、私のブログまで
遊びに来て下さい。ちなみにURLは
http://tpasta.blog.ocn.ne.jp/
です。ライトオタク同士これからも
精進して行きましょう。では。
【2010/12/11 18:07】 | 某女編集長 #- | [edit]
【恋する都会の編集部さま】
はじめまして。
拙ブログへようこそいらっしゃいました。コメントありがとうございます。

私の方はとっくにバレてしまったのですが、
まだ恋する都会の編集部の女編集長さんは、ブログはばれていらっしゃらないのですね。

共著と曜日で企画をなさっているブログということでユニークな感じだなあ、
と拝見いたしました。
頑張ってひそかな更新を続けて下さいませ(^^)


バレはともかくライトオタク同士楽しくブログを続けていけるといいですね。
【2010/12/12 22:17】 | しのぶん #VWFaYlLU | [edit]
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    川村記念美術館で開催中の 開館20周年記念展「アメリカ抽象絵画の巨匠 バーネット・ニューマン」に行って来ました。 昨年2009年に「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展を開催し大注目を浴びた川村記念美術館が、同じくアメリカで抽象表現主義とカラーフィールド・...
【2010/12/10 20:52】
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