「クヒオ大佐」映画感想
このところ映画づいております。
映画館で見たものは、一応、なんらかの割引サービスを適用してなるべく節約していております。
前にも書いたかもしれませんが、映画館に行かないと落ち着いて映画観られないんですもの!
TVとかDVDだと、ついつい家事をやりながら観てしまうことも多くて、それじゃちょっとダメですもの!!
集中して映画観るしかない、という状態にしないとどっぷりとひたれないので、観たい映画はなるべく映画館で観るようにしています。
今回、堺雅人主演ということと、子供の頃にワイドショー的ネタとして非常に印象が強かったクヒオ大佐の詐欺事件ということで、「こりゃ観ないと!」ということで、予告編を観たときから楽しみにしていました。
笑えるシーンが多くて、楽しかったです。
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ブルーレイで発売して欲しかったデス!
素晴らしい映画です
胡散臭くて、可笑しくて、でもちょっと切なさがこみ上げてくる。とりあえず、まっさきに確認したのは「つけ鼻」。
正面向きのポスターだとややわかりにくいのですが、はすに構えてる写真だとよくわかります。
うん、よくできてる(^^)
それなりに似合ってるし!
車の中で松雪泰子と話すシーンがあるのですが、横顔の鼻のインパクトでは、完全に松雪泰子を圧倒してました。
ナチュラルでなかなか彼女の鼻を超える高さは難しかろうと思いますが、さすがに勝ってました。
倒れてる状態=鼻を下から見る格好のシーンでは、鼻の穴が長くてこれまたよくできてて感心。
付け心地は悪くなかったようで、つけてるのを忘れて鏡を見て驚いた、という本人の談もがありました。
その日によって微妙にカタチが違うそうです。
えと、付け鼻について語りすぎましたか私。
プログラムが、パスポートっぽい作りで、大きさもデザインもあまりない感じで面白いです↓

背後にあるのが、無料のチラシですが、折畳みで4ページ分フルカラーでなかなか豪華なつくりでした。
時代は湾岸戦争が起きた80年代。
出てくる皆さんのファッションがなつかしい~。
ダンガリー地とか、流行ったよなあ。
80年代関係なくクヒオ大佐はパイロット姿なわけですがwww
「あれれ、これってもっと前の話じゃなかったっけ?」
と思ったんですが、彼は何度も逮捕されてるんですよね。
最初の逮捕ではない時代、と解釈するなら納得です。
初めて事件になったの頃の記憶がくっきりとあって、子供心に
「こんなうさんくさい人にだまされる女の人っているんだ」
と思ったものでした。
当時、ワイドショーで大騒ぎしてたような気が。
「アンダーヘアまで金髪に染めてた」とかどうでもいい情報が記憶が残っています。
だいたい、ハワイの王族とエリザベス女王とか、どんなつながりなんだよwww。
つながりあったとしても、エリザベスってミドルネームありえねえええ(笑)
騙された皆さんにはツッコミ力が欠けていたとしか思えマセン。
「そこ、つっこむところおおお!」なところ満載だったのになあ。
パイロット姿でデートに来るなんて、完全に笑うところだもの!
しかも、そのあとにも次々と懲りずにだまされるのってどうなのか。
よっぽど魅力があったのか、ターゲットの狙い方が上手かったのか。
まあ、多分後者だろうけども。
高貴な血筋やら目立つ姿に幻惑されて、一緒に歩く自分も誇らしい、と思うタイプしかだまされないと思うもの。
普通は「え、その格好ナニ?」とかドン引きするところだもの。
そこを「素敵」変換して夢をみることのできる人だけが、マジックにひっかかるのだろうと思います。
それは、それとして、映画の中では、全体的に憎めない詐欺師のクヒオ大佐のキャラが、笑いをさそいます。
騙しのテクニックも、なんかユーモラスですし。
だまされる女性達も、単なる愚かな人たち、という描かれ方ではなく、生真面目に生きてきて、大変な日常の中で夢を見たいと思っている存在として、ユーモラスに表現されています。
以下、ネタバレ注意!!
クヒオ大佐の過去、特に子供時代をしめす映像がときどき出てきて、虐げられる子供への思い入れなど印象深いシーンがあります。
これを説明しすぎていないのが、良い感じです。
いよいよ、最後の最後に「本当の自分の育ちの話」をし始めたかと思ったら、それもまた虚構の世界。
その夢の世界を語るシーンでは、語られない本当の子供時代の彼の姿があります。
ここ、ちょっとうっとなりました。
でも、うそを語ることで、自分の本当の夢などを表現している彼のかなしさ、というかなんというか独特の愛のカタチがしみた。
「好きだから、だます」
それがわかっているので騙されていたしのぶが切ないなあ。
あ、あと、キノコの知識が増えますた。
しのぶの弟も、あくどいヤツだけど、やっぱり憎めないキャラです。
内野聖陽の官僚キャラは、冷静に考えると別に出てくる必然性はなにもないような気がするのですが(笑)、特に最後の登場も、役者バランスとして出たからには登場シーンつくらなきゃ的な彼の一本技を見せるためだけのシーンに見えて仕方がなかったwww
彼の台詞をかりて、監督(原作ではどうなっているか知らないんですが)がアメリカ批判をしたかったのは伝わりました(笑)<そうか?
しかし、あれだけのシーンにまさかのLAロケ!!そっちにビックリしたwww
銀座の女のしたたかさがいいですねえ。
結局つめが甘すぎて、誰も完全にだませてないあたりに、クヒオ大佐は悪になりきれないおバカキャラ独特の愛嬌があるのでした。
※念のため書いておくと、実在の方ではなく、あくまで作品内でのキャラとしてのお話です。詐欺はいけません。
みんながみんな、どっか抜けてる。
でもイラっとしないですんでるのは、それぞれが、方向はどうであれ、なんだか純粋に一生懸命だからなのでしょうか?
あと、それぞれかわいらしさを持っている。
あ、あと明らかに被害者なんだけど、うじうじとした感じで被害者ぶらないのが大きいかもしれない。
クヒオ大佐も幼少時代のアレコレはあってもそれは自分の口からは全く出てきませんし、騙された女性も、それぞれ「理解」「切れて怒りをぶつける」「わかってて手玉にとってた」など、なんというか結局自分の望むように、主体的に対処してますからね。
だまされたことについての愚痴を言わないとか、なんとなくみんな潔さがあるんですよね。
夢を見たかった自分がいたのを知っているからでしょうか。
しかし、『沈黙の艦隊』が出てきたときにはふいた。
エンディングの歌が、クレイジーケンバンドの「VIVA!女性」で、「女性を~見~る~♪」という歌詞が延々と続くナンセンスな脱力ソングで、これまた映画とすごく合ってましたよ!
嘘という名のファンタジーと現実が交錯する、独特の内容だったので、これがどのように書かれてたのか、原作の小説にも興味が出てきました。
あと、堺雅人君のお尻がチラっと見えるので、ファンの人はそこもチェックするといいと思います☆<おい
めちゃめちゃ走ってて大変そうでした。
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ジャーナリズムでなく、小説として、良い本です。
初めから小説だと説明してほしかった
調理法が・・・・
これは面白い
文句無しの7☆!!

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