スポンサーサイト

--.--.--(--:--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

「ボルゲーゼ美術館展 ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」

2010.01.29(22:52)
[2/2に書きました][2/14リンク追記]
この週末は、レッスンやら太極拳やらデッサンに出かけ、その合間に人と会ったり実家に行ったり連絡やりとりしたり、書類作ったり美術展行ったりして、充実してましたが、その分ものすごい眠気に襲われております。

今年に入って初めての美術館めぐりとあって、ついつい熱くなって足つるくらい歩き回りました。

久しぶりの上野とあって、ついついアレコレ見てしまいました。

東京都美術館
「ボルゲーゼ美術館展」
「藝大卒業制作展」



東京国立博物館 常設展
「博物館に初もうで 新春特別展示「寅之巻」」
「古代ガラスの発達 「吹きガラス」への道」
「高野コレクション-浅井忠の日本風景」
「ミュージアムシアター 洛中洛外図」


途中歩き回りすぎておなかが減って目が回ってしまいました。


さくさくと感想いきます。

■「ボルゲーゼ美術館展 ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」」東京都美術館
公式ページ

※1月16日(土)~4月4日(日) 開催中

東京都美術館はこの展覧会が終わったら、2年間の改装工事のため休館することになります。⇒詳しくは「東京都美術館の改修に伴う全面休館について」
ということで、今のうちに行っておくのもいいですよ。 個人的には階段が無意味に斜めになってて危ないところとか、とにかく迷子大量生産しがちな(おなじみの企画展以外の場所に行こうとするとなかなか目的地に辿り着けない・・・)わかりにくい構造とかをこの際直してもらえたらうれしいのですが。
うーん、でも躯体は残すって書いてあるからビミョウ・・・。


【展覧会概要】~東京都美術館のページより~

 イタリア名門貴族であるボルゲーゼ家歴代のコレクションを保有するボルゲーゼ美術館は世界でも有数のルネサンス・バロック美術の宝庫として知られている。
そのボルゲーゼ美術館からラファエロ、ボッティチェッリ、カラヴァッジョ、ヴェロネーゼの代表作を含むイタリア屈指の名品を日本で初めて公開する。出品数約47点。

(主な出品予定作品)
・ボッティチェッリ「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」
・ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」
・カラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」
・ヴェロネーゼ「パドヴァの聖アントニオの説教」
・伝ジョルジョーネ「フルートを持つ歌手」
・ベルニーニ「枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼの胸像」



■感想


日曜美術館(「劇的?やりすぎ?バロックって何だ?!」1/24アンコール放映)でも取り上げられていたのでもっと混雑してるかと思ったのですが、ストレスのないくらいの混み具合でよかったです。
この回は、岡本知高が美術館の歴史を歌いだしたのでびっくりしました(笑)

全体的には、目玉のカラバッジョやラファエロ以外は、わりと地味な感じの展覧会という印象でした。

ボルケーゼ美術館は、ローマ市北東部にある、シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿が自分の美術コレクションをおさめる夏の離宮として建てたもので、迎賓館としても使用されました。

なんと、日本の慶長遣欧使節団もここに滞在したことがあります。

今回の展示の中に、そのときに描かれたと思われる支倉常長の肖像画(アルキータ・リッチ作)がありました。
遠くからみて「ん?なんか等身がヘンな人物像が・・・」と思ったら、小柄な日本人だったいうオチにびっくり。

なかなか堂々とした、豪華な服に身を包んだ二本差しの姿の彼の足元には、忠実さをあらわす犬が描かれています。
窓の外の帆船は、大砲を撃っているのか、波なのかちょっとよくわからなかったのですが、煙幕のようなものが見えました。

■序章 ボルケーゼ・コレクションの誕生

ボルケーゼ家の家紋に出てくる鷲とドラゴンが絵にちらほら登場。

ボルケーゼ家お気に入りの画家・マルチェッロ・プロヴェンツァーレのあまり大きくはない絵は、「モザイクのような描き方をしているなあ」と思ったら、ほんとにモザイクだった!
すごく細かいので、モザイク風のタッチで描いてるのかと勘違いしてしまいました。

アレッサンドロ・スペッキらの、ボルケーゼ卿の館の版画が数点。
当時のかたちほぼそのままが現在にまで受け継がれているのがわかります。

■Ⅰ 15世紀・ルネサンスの輝き

ウンブリアの画家「聖セバスティアヌス」
まるで女性のようなやさしげなセバスティアヌス。昔の少女漫画に出てくる男性のようにも見えます。

ボッティチェリと弟子「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」
天使がいっぱい!ボッティチェリっぽい表情をしてる天使も、そうでない天使もいますね。
ヨハネは大体どの絵でも下手するとキリストよりもいい感じに描かれてることが多いのですが、このヨハネもなかなか好きです。ちょっと小さいけども。(天使や聖母子よりランクが下なので、この大きさで描かれているということでしょう)
毛皮の服、身体の横部分が露出してて妙にセクシーです。脚線美。



マルコ・ドッジョーノ「祝福のキリスト」
手に地球儀を持ってる悪役と思って見つめてみるテスト。
いや、普通に美しい絵ですがついネタを考えてしまう。
このキリストもかなり女性的できれい。
髭はありません。

ジョルジョーネの模倣者「フルートを持つ歌手」
赤黒い肌のちょこっと粗野な雰囲気の絵。でも、味がある。
影のつけかたが、ジョルジョーネよりも後の時代と判断されて、↑の作者になったとのこと。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(模写)「レダ」
レダの顔は、なるほどダ・ヴィンチっぽい雰囲気たっぷりです。
ゼウスであるところの白鳥がやけにスケベ面です。目とかが妙にやらしいww。
その羽でセクハラっぽい感じでレダの身体を抱き寄せてます。


ラファエロ・サンツィオ「一角獣を抱く貴婦人」
もともとこの絵はラファエロ作とは知られておらず、イタリア人美術史家のロベルト・ロンギが絵を洗浄したところ、現在の絵が現れたとのことです。
当時はベールをはおっていて、一角獣ではなく犬を抱いていた可能性があるという解説が展示してありました。
ボルケーゼ卿がコレクションに加えた頃、この絵は「アレッサンドリアの聖カテリーナ」として聖女像に描きかえられていた時期で、そのときにはアトリビュートの車輪を手にしていました。⇒詳しくは公式ページ「謎の絵」

ポスター・副題にもなっている明るい色調のこの絵、やはり素敵です。
カラバッジョと対照的な、透明感のある、静かな絵画の世界を感じます。



うう、ここまで書いてみたんですが、いちいち書いてるときりがないので適度にはしょることにします。

■Ⅲ 17世紀・カラヴァッジョの時代
ジョヴァンニ・ジローラモ・サヴォルド「若者の肖像」
結構好き。

ヴェロネーゼ「魚に説教する聖アントニオ」
崖の左下のうねうねした波みたいのは全部魚の頭・・・?!ちょっとだけ気持ち悪い感じに思ったのは私だけでしょうか。

「放蕩息子」の主題で数枚絵があったのですが、グエルチーノのものが一番好きです。
この帰ってきた息子と、迎える兄弟が二人とも美しい若者なんですよね。
特に帰ってきた方がなんというか、なかなかぐっとくる感じです。
今回の展覧会のイケメン大賞有力候補です。


カラヴァッジョ「洗礼者ヨハネ」
言われないとヨハネとわからない、退廃的なムードを漂わせた若者の絵です。
さすがに生々しいというか、存在感がたっぷりです。
カラバッジョの絵ってどことなく粗野な雰囲気がするというか、なんか若いオスっぽい雰囲気がただよってますよね。
描かれる人物も男女ともに、丸顔で雰囲気が似てます。


バッティステロ「ゴリアテの首を持つダヴィデ」
ゴリアテの顔大きいですよね。若者ダヴィデのなんだか不遜な表情が印象的。

リベーラ「物乞い」
重厚な雰囲気。貧しい物乞いを描いているのですが、その描き方から哲学的な雰囲気が伝わってきます。

ゲラルド・デッレ・ノッティ「スザンナと老人たち」
ほんとにスザンナがものすごく嫌がってるのがよくわかる。のぞきは犯罪デス!
つか、着物ひっぱってるし。
完全にスケベ親父丸出しな生々しい絵。

ロマネッリ「巫女シビラ」
かすみがかかったようなタッチで虚空を見つめる巫女の絵。
完全に別の世界見てる、という感じがよく伝わります。
ちょっと不思議ちゃんに心惹かれてみた。
ちなみに、シビラ(シビュラ)とは、巫女、女性預言者で、もともとはアポロンの信託を告げる巫女のこと。 預言書の「シビュラの託宣」という旧約聖書偽典があり、そこではシビュラによるキリスト降誕などの預言がキリスト教と関連づけられているため、絵画に登場することが多いです。(ミケランジェロの絵にも登場します。)


全体的にはオーソドックスな絵画らしい絵画、を集めている展覧会だったなと思います。


もしこの記事が参考になりましたら、
よろしければポチっと☆してくださると励みになります↓



<<「天体戦士サンレッド 10巻」漫画感想 | ホームへ | いとうあさこの気持ちがなんだかよくわかる今日この頃>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://shinobun.blog26.fc2.com/tb.php/1559-cc389f56
| ホームへ |
カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

全記事(数)表示

全タイトルを表示

漢検準1級対策 おすすめ本

「1ヶ月で準1級に合格しちゃおう」
計画
で使った本計画は無事成功しました(^^)2006/3/9追記
※使った感想は「カテゴリー」の「資格取得-漢検」の記事をご参照ください


【管理人のおすすめ順↓】
■第1位■
漢字検定準1級頻出度順問題集⇒使った感想
■第2位■
漢字検定準1級学習ノート⇒使った感想
■第3位■
漢検 四字熟語辞典⇒使った感想
■第4位■
漢字能力検定 出た順漢検ランキング 出題頻度順・完全トレーニング準1級〈2007年度版〉⇒使った感想
■第5位■
漢字検定 1級・準1級⇒使った感想

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

人気blogランキングへ

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。