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藤田嗣治展

2006.04.22(00:22)
本日、藤田嗣治展(竹橋・東京近代美術館)に行ってまいりました。

最近は金曜は夜8時まで開館している(入場は閉館30分前まで)美術館が多いので、しのぶんは仕事に余裕のあるときは(今回は仕事そこそこ忙しかったですが無理やり)よく金曜は残業を早めに切り上げて、会社帰りに美術館に出かけることが多いです。

夜の美術館は比較的空いているのと、関係ないおしゃべりするおばちゃん集団発生率が低いので、快適です。
が、今回の藤田嗣治展はゴッホ展の時よりも混んでいました

木・土も8時まで開館しているようなので、これから行く方は木曜あたりが狙い目かもしれません。

何故こんなに混んでいるかというと、藤田嗣治の全時代(パリ~中南米旅行~日本~戦時中~再びパリ)の作品を展示するものとしては、これが日本におけるほぼ初の展覧会だからです。

藤田嗣治の作品はブリジストン美術館などで見ることができますが、
今回展示されているような
初期の独特のモジニアニとデルボーを足して2で割ったような、ほっそりとした夢見るような人物画であるとか、キュビズムに影響された絵とか、はたまたなどは、はじめて観るものが多く興味深かったです。

藤田は戦争画を描いたことにより、戦後非難され日本を離れパリで過ごすことになったこともあり、日本に対する複雑な思いがあったのか、以前はまとまった藤田作品の画集などは日本の出版社からは出ておらず、美術を志す人はあちらの本を入手するしかなかったとか。

主要な作品は海外にあり、大規模な作品展が日本で開催することができない状態が続いていたのも、本人や遺族の意向によるものとも言われています。

フランス国籍取得後、「レオナール・フジタ」としてカソリックにも帰依した藤田は、イコンのようなカソリックの絵も多く残しています。
今回は一連の宗教画も展示されていて、いつもの乳白色の女性の絵のイメージとはまた異なる、彼の世界を知ることができました。

あと、藤田嗣治ってネコ好きなんだなあ、とすごくよくわかりました。

アトリエの自画像の横にへばりついてるネコが「んあ~」という感じのあごを上げた顔をしているのが、なんともたまらんです!

ネコたちが激しく飛び回り、騒いでいる絵がありますがこれも動きや表情がすごく面白いです。
ネコの本も出ていますね。
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子供のシリーズも、今回始めて触れました。なんというか不思議な感じで、かわいいというよりはある種違う世界のような静寂が漂う、なんか「ファンタジックなんだけどちょいコワ」という印象を受けました。

南方の人物画なども新鮮でしたが、人物描写はさすがにすばらしいです。

今までに知らなかった藤田嗣治の絵をたくさん観ることができて大満足です。

常設展の方も、春らしく、の花の日本画の巻き物や屏風絵、土田麦僊の「舞妓林泉」が展示されています。

あと、思いがけず面白かったのは、特集されていた岡上淑子(おかのうえ・としこ)の写真展です。
「自分は絵が描けない」という彼女の作品はコラージュ。
なんというか、非常にインパクトある、女性の美しさと悪意のようなものを面白くまとめたような印象で、観ていてあきません。

できれば2時間は確保しておくと、藤田嗣治展と常設展の両方を楽しむことが出来ると思います。ということで、6時くらいには入館するのがおすすめです。

大手町から竹橋へ、皇居のお堀沿いに散歩しながら向かう、というのも楽しいですよ。

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  • 「藤田嗣治展」【弐代目・青い日記帳】
    東京国立近代美術館で開催中の「生誕120年 藤田嗣治展 LEONARD FOUJITA」に行って来ました。今年2月号の「文藝春秋」に藤田嗣治夫人、藤田君代さんの文章があります。「祖国に捨てられた天才画家」というタイトルが付けられています。(一部だけ載せておきますね。)今も忘
【2006/09/16 13:28】
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