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皇室の名宝―日本美の華(第2期)

2009.11.26(22:48)
[11/29に書きかけて、結局12/1にUP]

関連過去記事:皇室の名宝―日本美の華(第1期)

1期は完全に時間帯を失敗したっぽかったので、金曜夜間に行ってきました。
やはり混んではいましたが、午前よりはよかったかも?という感じでした。




■皇室の名宝―日本美の華(第2期)  東京国立博物館 平成館

皇室の名宝展 公式ページ


※第2期 11/12~11/29 ⇒終了しています

■概要 ~公式ページより
 2期の見どころは、十年ぶりに東京で公開される正倉院宝物です。
また聖徳太子像、法華義疏など聖徳太子ゆかりの作品も展示されます。
書跡では王羲之の喪乱帖や小野道風の玉泉帖から伝藤原行成の粘葉本和漢朗詠集、後水尾天皇の消息まで平安時代から江戸時代までの能書家や宸筆の名作を選定し、絵巻作品としては近年修復がなされた春日権現験記絵や蒙古襲来絵詞が出品されます。
また道誉一文字や平野藤四郎などの刀剣の名作も展示いたします。


と、あるように、チケット&ポスターにも印刷されていた正倉院宝物がやはり目玉。

1期は若冲など、見たことのあるものも多かったので、やはり行くなら2期だ!!という感じで、なんとか観にいくことができてよかったです。


■図録について
しかし、図録が1期、2期で別々に販売されていて、両方買ったらかなりの出費になるなあと思います。

あと、どっちもかなり重いよ!

管理人は今年は節約モードに入っているので(ブログ名にあげておきながら今頃・・・?)、2期だけを買いました。


やはり正倉院宝物の細工を写真でもまたじっくり確認したかったので。

また、2期は書が多かったので、かなを読めるようにするための良い教材にもなるかなと思ったのです。

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5 このすばらしい宝物よ、未来永遠にあれ

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■感想




鏡と阮咸はガッツ出して前に出て正解。

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この表紙になっているのは、螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)
背面の模様です。







漆胡瓶 (しっこへい)は以前にも見たことがあるのですが、螺鈿紫檀阮咸はおそらく初めて観ました。

図録ではわからないのですが、楽器の側面も象嵌が見事でした。

考古用語辞典によると、
「阮咸は円形で平らな胴に長い棹をもつ四弦楽器。中国晋時代の竹林七賢の1人、阮咸がこれを愛好したことから、その名をとって呼ばれるようになった。」
と書かれています。

3catsの関心空間にも説明があります。




★★突発コーナー:ちょっぴり漢字のお勉強★★

この阮咸について漢検1級の四字熟語があります。


「阮簡曠達(げんかんこうたつ)」

人柄がおおらかなことのたとえ。


「阮簡(阮咸)」は心のままに振舞って細事にこだわらなかった。

父の喪の最中に外出して、県の長官が別の人のために用意していたご馳走を食べ、清談を行ったという故事から。




阮咸、どんだけ自由人?!

ちなみに、漢検1級熟語の「阮籍青眼(げんせきせいがん)」で有名な阮籍はその叔父デス。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



螺鈿紫檀阮咸の模造品(復元品)は普段から東博にあるようですね。

他にも今回展示されているもののレプリカは何点かあって、平成館の特別展示コーナーに飾られていました。

絹織物などは本当に美しかったです。

模造といっても、かなりの手間隙をかけて、一流の素材を一流の手で再現しているので、決してたんなるフェイクというものではありません。

オリジナルの色あせているものを、「再現するとこんな風になるのね」というのもわかるし、これはこれで素晴らしい。




四方からみえるガラスケース入りで、かなりの人垣ができていたのですが、これは頑張って待って前まで行って確認しました。

普段の管理人だとちょっとあきらめるレベルの混み方ではあったのですが、あきらめずに観てよかったです!!

保存状態がすごく良くて、あまりの美しさに感激。



「『国家珍宝帳』に記載があり、聖武天皇愛用の楽器であった可能性が高い」
とのことでしたが、そんな時代のものがよくぞ残っているなあという気持ちになりますね。

至近距離でカメラ構えたり単眼鏡でのぞいたりして、かなり長時間陣取る人もいたのですが、たいていの人は少しだけ真正面からはずれた位置で、少しずつ譲り合いながら観ている感じでした。

正倉院展六十回のあゆみ

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正倉院への道―天平の至宝
上記2冊の表紙に出ているのはちょっと違うのですが、こういう感じの螺鈿を施した平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)も、すごい人だかり(これは平面のガラスだったので、特に観るのが大変だった)でしたが、粘って傍に寄って大正解!!

だって、近寄らないと、花の間にかくれている色々な動物が見えないんですもの!

よ~く観たら鳥や獅子や、犀が隠れているんです!!



犀は、ヨロイっぽい模様から、おそらくインドサイなのがわかります。

そして、地には細かい青いトルコ石のツブツブキラキラが。



「螺鈿箱」も同様に美しかったです。丸い箱の中もきれいです。


歴史書に良く出てくる「聖徳太子像」、さすがにしみなどがあるのが確認できましたが、「おおお本物だ!」と感激。
左側の子ってナチュラル困り顔ですね。


ミニチュアの鎧「逆沢瀉威鎧雛形(法隆寺献納宝物)」は見た瞬間、小さいもの好きなので、思わず「わあ♪」と思いました。

「鳥毛篆書屏風」(これもレプリカがあった)あたりの、鳥の毛で装飾しちゃう発想って大陸的。
中国だけでなく、イランなどの影響も濃いこの時代の装飾って面白いです。



それから、2期は書がかなりたくさんありました。

聖徳太子の書は、思ったよりも丸っこいかわいらしい感じでした。


やっぱり道風と行成、イイ。

ワタクシかなのお手本に使ったのが粘葉本和漢朗詠集だったこともあり、思い入れがかなりあるのですが、今回展示されていて心ときめきました!!

かなのお手本になるだけあって、女性向けの小さい本なんですよね。
書かれた文字も繊細。

行成の端正な筆に嘆息。

そうそう、かなの勉強をたまーにした甲斐あって、今回は以前よりも解読できる文字がふえてマシた!嬉しい。


あと、色々な名筆と呼ばれる書がありましたが、今回「これだ!」と心にぴったりきたのが小野道風。

漢字などの大きな作品ではのびのびと、ダイナミックな筆で、この雄大なタッチがすごくしっくりくる!!

しかし、一転かなになると、小さくて繊細な美しい世界も現出させて、両方とも心惹かれる蹟でした。


三の丸尚三館で見たことがある香の道具(香箱)も、いつ観ても思わず欲しくなります。香はやらないんで、使い方わかってないけど!!

簾をはめこみ、その中にも続けて桜を描き込んだ糸桜図屏風、なかなかモダンな雰囲気でした。

この発想が好き。

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