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美輪明宏音楽会(愛) L’AMOUR

2009.11.09(23:53)
[11/11にUPしました][11/15追記]
■美輪明宏音楽会(愛) L’AMOUR  ル・テアトル銀座

美輪明宏公式サイト

9月にこれを観た直後、感動のあまり「これは感想書かねば!!」と意気込んでいたのですが、そういうものほどかえって溢れる思いを書きあぐねてズルズルと記事作成を延ばしてしまうという・・・。

でも、でもね!!

やっぱりものすごくおススメなので、知って欲しいということで、遅くなりましたが感想アップしますよ。

今年見たもので、もっとも感動したものです。

悲しいのではなくて、感動して思わず涙が出たというのは本当に滅多にないことなので貴重な機会でした。

何度も見たいと申し込んでも抽選に外れてそろそろ怒り出してきたしのぶんママンが、数年越しの念願叶ってようやくチケットを取れたという、ある意味ママンの執念もかかっているコンサートだったので、感動も一入(笑)

ついでに言うと、母は(言うまでもありませんが通常の会話ではこう呼んでますYO!社会人になったら余所の人に自分の親のことを「お母さん」というのはやめましょう★ブログではママンって呼ぶけどね!)故・越路吹雪のコンサートも観たいと言い続けてるうちに見逃したという悔しさがあるために、余計に「観たいものは観なくては!」という気持ちが強いらしいです。 ■ロビー

会場ロビーは、美輪さんの美学にもとづいて、絨毯からタペストリーまで専用の華やかなもので飾られていました。

写真は禁止なのでお伝えできずに残念なのですが、会場に美輪さんの編みぐるみ人形が置かれていて、それがとっても似ている上キュートで思わず微笑むワレワレ。

サイン入りの既刊本を販売するコーナーもあり、美輪さんの達筆なサインが欲しかったのですが・・・全部持ってる!!

持ってるけどサインほしさにさらに買う、というほどのマニアックさに欠けている管理人はちょっと残念な気持ちを抱えたままおとなしくプログラムだけ購入。(こっちはサインがないのでしょぼんぬ)

会場の2階にあがると、蘭などのたくさんの花が、あらゆる有名人から送られていて飾られています。

圧倒的に白の胡蝶蘭多し。

たけしからの花が長く飾られているせいなのか花の種類のせいなのか、ちょっとへたっていました(^^;

花を見てるだけでもかなり楽しい目の保養になります。
ここももちろん撮影禁止。

それぞれ個性を思い起こさせる花を贈っている人もいて、面白かったです。



■公式携帯サイト

キャラクターのミワちゃまがかわいいんですが!
「麗人だより」が気になりすぎますが、しのぶんは携帯サイト見られないんですよう。
こちらもしょぼんぬ。



■第一部

いよいよはじまったコンサート。
一部は、日本の美しい唱歌からはじまります。
歌いながら動いたりするときの手先までの動き、形が美しいです。

メンバー紹介もあり、「冬景色」「夏は来ぬ」といった、四季をあらわす歌を舞台をめぐりながら歌います。

日本の持っている本来の美しい文化をたたえ、それを大切にしなくてはという話からはじまりました。

それから、その文化が壊された大きな原因として戦争があったこと、戦前・戦後の話を一生懸命に語ってくれました。
だんだんと体験した人間がいなくなっている今だからこそ、知らない世代へ伝えなくてはという思いが伝わります。

「虐殺はなかった」「従軍慰安婦なんていなかった」などの無茶なことを言っている人に対して実際にやってしまったことを認めないことの方が卑怯である。あったことはあったと直視する勇気が必要という話になりました。


~~~~チラ裏開始~~~~
管理人もそれらを認めることは別に自虐でもなんでもなくて、本当に日本が大事であるなら、ありのままを認め、そこからどうするかを考えるというのが、責任ある人間としての誇りある態度だと考えています。
事実をまっすぐに認めることができない弱い精神は、誇りある日本人にふさわしくないです。
いいところはいいところ、悪いところは悪いところ、認めたうえできちんと行動するのがかっこいいと思う。

本当の軍人や武士というものは、たとえ自分がその戦争に反対していたとしても、いざはじまってしまったら立場上、自分が責任を取る気概を持っているものです。
いきがっているだけのものはエセ軍人で、戦時中の軍部の程度の悪さを見たらおそらく昔の志の高かった軍人は嘆いただろうなという気がします。

早くから外国を知っていた軍上層部や政治家などは、本当に国を大事にしたかったのでもともと戦争に反対してたし(それで暴徒に殺されちゃったり)、結果的に原爆を落とされて国土をボロボロにした結果をまねいた人間たちのことを怒ると同時に自分たちが守れなかったことに責任を感じ、たくさんの国民を死なせてしまったことをすまないと思っていますし。

米軍のイラクの捕虜虐待でもわかりますが、生粋の軍人ではなくて、訓練されていないにわか軍人は信念も誇りもないために、タガが外れて一番ひどいことをします。

本来は国を守るための番人なのに、民間人を捨てて真っ先に逃げる(これだけでも軍人としてかなり情けない)ようなのは論外。貴様ら本当に軍人か!と詰じられても仕方ないつーか。軍人は別にえらくはないんですが、どの職業でも同じように、軍人なら軍人としての誇りがあるだろうと。それでやっちゃいけないこともあるだろうと。
本当の硬派な軍人って自分に厳しくてストイックなものですよ。

まあもっとも戦争になればルールもへったくれもなくって、ひどいことして相手を滅ぼして自分が生き延びれば勝ちなんで、結局はひどくないことなんてないわけですが、そのへんもひっくるめて自分の罪の重さを知っている人間が本来の戦士だと思いますよ。

とか語ると長くなるんで、適度に終了。
先の戦争の顛末については、多分、この人だったらかなり怒っているだろうな、と思われる心当たりがあるもんでついつい。

あ、別に軍人賛美じゃないです。基本ガードマン兼人殺しだもん。
でも、それを自覚して職務の重さを知っていれば、無抵抗の人間を虐待して喜ぶようなことにはならないってことで。戦争は全てを破壊するという意見です。
無事に生きてかえってきた人間も深いところで精神を壊されてます。案外と家庭崩壊や虐待の連鎖の原因が戦争に行き着くことも多いです。
~~~~チラ裏終了~~~~

それから、その頃の大変だった時代を生き抜いた日本人の強さ、えらさをしみじみと回想し、現代人の悩みがいかにどうでもいいところにあるかということも言及されていました。
うん、大概は、惚れたのはれたの、自分で解決できるようなどうでもいいことでグジグジしてることが多いもんね。

食べ物をどうやって得るか、どうやって生き抜くかなどのサバイバルに比べたら、バカじゃないのかという感じのというのに一票。
そんなわけで会社のことくらいでストレス抱えてる管理人はまだまだですよ、と反省。

もっと毅然と、たくましくあらねば。

MCをはさんで、今度は美輪さんが作詞作曲した、社会への訴えかけの魂の歌を披露。
演技も含めた、鬼気迫る歌は聴いていて辛くなるような部分もあります。

「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」

戦時中にあった理不尽さの究極で、お国のために従軍慰安婦になって、帰ったらお金を送って養った当の家族からもさげすまれ惨めな境遇に置かれた女性たちの気持を代弁した曲。
はじめて聞きました。これはまだ放送されたことはないのではないかしら。

「故郷(ふるさと)の空の下に」
原爆で生き延びた戦争孤児が、なんとか生き抜いて大人になり、故郷に戻ってきた、という情景を歌う歌。

美輪さんには、実際に孤児だった人が数年後にきちんと生活している大人になったのを目にして、よくぞがんばって一人で生き抜いたと驚いた体験があるそうです。
ほたるの墓みたいな話がたくさんあったんだろうと思いますから、サバイバルできた人は本当に大変だったろうと想像されます。

ほかに、「ヨイトマケの唄」「星の流れに」も歌われました。
「ヨイトマケの唄」以外はここで初めて聞いた歌ばかりです。



会場がすごくいい香りに満たされているのですが、緞帳に香りをしみこませているかららしいです。




■第二部

一部の日本語の歌からシャンソンの大人の世界へ。

日本語の歌は、内容や、節まわしの関係からか、なんとなく声が全盛期の時とまた別の裏返った独特の歌い方になっていた感じですが、なぜかシャンソンだとフランス語のせいか(日本語訳の唄もあるのですが)、メロディのせいか、また全然違った印象の歌声になります。

こちらの方がなんだか自然に感じます。

やはり美輪さんは社会派のシンガーソングライターでもあるのですが、真骨頂は華やかな衣装に身を包み、シャンソンを歌っている姿にあり、それが一番似合っているような気がします。

この方には豪華なドレスが一番ふさわしいです。

時には蓮っ葉な、時には男に捨てられて惨めな、という様々なパリの女を演じながら歌う美輪さん。ここまでは日本語訳のシャンソンです。

捨てられる女の歌の後は、美和さんが、
「次は愛していて幸せ♪という唄を歌います。
愛は錯覚なんですけどね(笑)」、と歌詞の内容をざっと紹介してくれます。

(私も恋愛は気のせい説に賛成。実際に周りにそう言ってた。
どうせ錯覚なら楽しい錯覚をすればいいじゃまいか)

そして、フランス語で「バラ色の人生」を歌います。

これ、ホントに素晴らしかったです!
ああ、この華やかさはなかなか出せるもんじゃないな~と。

一人なのに宝塚なみの豪華さ。

優美な幸福オーラが出て白いドレスで歌う姿を観ていると、本当に幸せな気分になってきます。本当にこの唄の世界にどっぷりと浸れる感じ。
歌い終わるのが惜しいくらい。

その後は、また少し暗めの「暗い日曜日」「群衆」が続きます。
それぞれの唄についても説明してくれるので、シャンソンを知らなくても大丈夫。

そして、なんといっても「え?!」と驚いたのが「ミロール」

この唄について、美輪さんは本当にやさしい思いやりの唄です、と前置きしていました。

歌の内容は酒場の女が、女に裏切られて落ち込んだ男を、
「ミロール(ちょっとそこのおにいさん、だんな)」と呼びながら、なぐさめるというもの。

これが、あまりにも優しくて、もう!

なんか涙出ました!!


軽くアヤナミ風に「私・・・泣いてるの?」とびっくりするような状態ですよ。

私なんかみたいなゴミみたいな女、と自分のことを言いながら、それに比べてミロール、あんたはとっても素敵なのよ、とか私でも慰めてあげられたらいいんだけど、というようなことを言ってくれるんです。

途中で、「ミロール、さあ、笑って?」と話しかける部分があるのですが、そのところが、すごく弱っているところを美輪さんが自分に向かって慰めてくれてるような、本当にそういう気分にさせられるんで思わず「うっ」となってしまった。

本当に、このときの美輪さんが優しいんですよ。

こんなに優しく語り掛けられたことはない、というくらいの勢いの優しさが胸に迫るというか。

多分観客一人一人がみんな1対1で美輪さんに、元気づけられてたような気分になったんじゃないかと。

なんかね、それまで平気だったのに、優しくされてびっくりするくらい泣けるってことあると思うんですよ。あんまりそういうことないので自分で驚いた。
多分人生で二回目くらい。

結構疲れてた時期だったんで余計身に染みたという。
思い出してまたちょっとうっとなりかけてる自分がいてキモいくらいです。

機会があったら、この「ミロール」だけでも観てほしいです。

そして、アンコール曲の「愛の賛歌」
これも本当に素晴らしかった。


[11/15追記]------
今自分の記事の誤字修正中に思い出したのですが、
最後の曲が「愛の賛歌」で、たしかアンコール曲は「花」だったような気が。
「花」について書くの忘れてたので追加しておきます。

「泣きな~さ~い~笑いなさ~い」のあたりのフレーズもなんかすごく胸に迫りました。もともと素晴らしい唄なのですが、なんか聞いてるだけで泣ける。
そして、声量がものすごかったです。
------------------




舞台の緞帳が、曼荼羅のような金色の美しいものになっていて、そこに立つ美輪さんがほんとに観音さまのように見えました

ライトの当て方のせいか、美輪さんの体から金色の光がものすごい勢いでババーッと出ているような演出になっていて神々しいことこの上ない。

そして、身体にビリビリとつきささってくるほどの声量。
すごい迫力です。

歌に乗せてものすごいパワーがどどーんと押し寄せている感じがします。
なんか光というか音というか強力なものが会場いっぱいに満たされるという身体感覚。
母親も同じこと言ってました。

うおお、ライブ!という気分ですよ。

観た後、感激して「素晴らしかったね!」と言い合うナカヨシ親子風なワレワレ。
こういうこと滅多にないんですけどね(^^;)
まあ、一緒にコンサート行って楽しめる親子関係になったのは非常にありがたいです。

このコンサートのときのことを記事書きながらまたその感動を思い出したりして。
アレ行ってなかったらかなり厳しかったな~とか。

一番ちょっとリアルでゴタゴタして辛いときに行けたのは、カンフル剤というか、薬みたいな効果があったかな、とか個人的には思いました。

また機会があったら行きたいですね。

コンサート以外では、舞台の「黒蜥蜴」もみたいんですよね。

今後の活動のお話もしていて、オーラの泉終了(意外と見逃してる)、卒塔婆小町の上演のお知らせのほかに、フランスが美輪さんのドキュメンタリーを撮影しているという情報がありました。
コレ、気になりますよね!
どんな映像ができるのか楽しみです。

ものすごいシンパというわけではないですが、コンサートの構成といい、演出といい、内容といいやはり美輪さんはアーティストとして一流だと再認識しました。

TVでもいいんですが、以前に講演でちらっと生歌を歌ったのを聞いて「なんかTVよりもずっと生の声の方がいいのでは?!」と思ったとおり、ビリビリ伝わる声量とか、パワーは実際に目にした方がわかるなと思いました。

なかなか当たらないのがアレですが、肉声を聞くとすごいぜ!というのを確認するだけでもコンサートに行く価値があると思います。

そして、しつこいようですが、「ミロール」が本当に素敵すぎます。



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