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皇室の名宝―日本美の華(第1期)

2009.11.08(23:26)
[11/10に書きました]
今年は去年ほど美術館に行ってないのですが、それでもうっかりするとレビューが滞ってしまいます。簡単に。

年度末までしばらく確実に平日に休暇を取ることができないことが発覚した管理人です。
そのため、当分は混雑している美術展に行くことができそうもありません。

うーん、ぎりぎり金曜夜間を狙えるかどうか、というところでしょうか。

というわけで、激混みが予想されたこの展覧会と、ハプスブルク(⇒激混みに憤慨してる展覧会レビューはこちら)は格安チケットですでに購入済みだったために、「今のうちに」と見てきたわけですよ。

両方とも予想通り混雑しておりました。

これから行く人は時間帯に気をつけて、体力つけて見てくださいまし。



■皇室の名宝―日本美の華(第1期)  東京国立博物館 平成館

皇室の名宝展 公式ページ


※第1期 11/3まで ⇒終了しています
※第2期 11/12~11/29


■概要 ~公式ページより

 1期では、狩野永徳の唐獅子図屏風、海北友松の浜松図屏風などの近世美術の名品、さらには伊藤若冲の動植綵絵三十幅が一堂に会します。また、横山大観の朝陽霊峰はじめ鈴木長吉の銀製百寿花瓶、川之邊一朝の菊蒔絵螺鈿棚など帝室技芸員による近代の美術の力作をご覧いただきます。

 2期の見どころは、十年ぶりに東京で公開される正倉院宝物です。また聖徳太子像、法華義疏など聖徳太子ゆかりの作品も展示されます。書跡では王羲之の喪乱帖や小野道風の玉泉帖から伝藤原行成の粘葉本和漢朗詠集、後水尾天皇の消息まで平安時代から江戸時代までの能書家や宸筆の名作を選定し、絵巻作品としては近年修復がなされた春日権現験記絵や蒙古襲来絵詞が出品されます。また道誉一文字や平野藤四郎などの刀剣の名作も展示いたします。





■東博について

久しぶりに行ったら、東洋館が休館中。
東洋館の展示物はアジアギャラリーとして、一時的に表慶館で展示をしています。


■感想

まず、大まかな感想を二つ。


1.「おまいらそんなに若冲好きかッ?!」
~若冲の作品が並んでいる部屋に入った時の、ものすごい人だかりを見て~

あまりの混雑ぶりに、本気でよろけました。
「若冲展」のときもそう思ったんですが、そんなに大好きなのか君たち。というくらいすごかった。<そこにいる自分のことは棚上げ★

気を取り直して上手く空いてるところを覗いてみたのですが、最初の人ごみのショックがやわらいだ直後、今度は衝撃の会話を聞いてしまいました。

  「う~ん、ワビサビって感じだよね」
  「だね~。」


・・・・え?!

若冲だよコレ?


ちなみに聞いてしまったのはド派手な鳳凰の前でした。

ユリイカ2009年11月号 特集=若冲 〈動植綵絵〉・モザイク画・〈象と鯨図屏風〉…永遠に新しい絵師のすべて


・・・。

・・・いや、いいんですけどね。ええ。

感じ方は人それぞれですし。

でも小さい声で言ったほうがいいと思う。

周囲に動揺した人多かったんじゃ。

若冲ってワビサビの対極にあるような気がするんですけども。

思わず荒川アンダーザブリッジの「いとをかし」のツッコミを入れてしまいそうになりました。

極彩色ともいえるくっきりした色使い、特に青とか、すごく高いであろう絵の具を使っているのがよくわかります。いいナー。

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「動植綵絵」は30幅いっぺんにずらーっと並ぶ様は壮観です。
鳥の絵で顕著だと思ったのですが、実は鳥と背景の枝なりなんなりのフォルムが呼応してるのを発見しました。

同じようなカーブを描いていて、ちょっと鳥の影というか、鳥を覆うような感じで、鳥の姿を強調してるように見える構図がいくつかあることに気づきました。

あと「この一瞬のポーズを!」という姿を捉えているのがすごいです。

鶏とか、今まさに首をうんとあげたところ(これ、実際はほんとに1秒くらいしかこの格好にならないですよね)とか。


生きてる―伊藤若冲「池辺群虫図」より




2.「三の丸尚蔵館で見たことあるなコレ

・・・つか、こんな激混みのとこ来なくてもあそこで見た方がいいよね?」


ものすごく人があつまってしまっているもので、チラ見したら「あ、これこないだ見たわ」というものについてはスルーしてしまいました。
<ここんとこ急激に忍耐力が低下中なもんで・・・。

みんなも三の丸尚蔵館で見るといいよ!無料だし!

三の丸尚蔵館は、小規模ながらも鳳凰で使われた裏彩色の技法についてのパネルもありましたし、肝心のところは押さえて展示してくれてます。

ただ、夕方までしか空いてないというネックがなあ。



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4 日本美術を俯瞰して眺めてください
3 予想してたのとは少し違った

※↑は右双

「唐獅子図屏風」、いつ見ても迫力があっていいですねえ。
左双の2匹の方が、右よりもさらに長毛種っぽいふさふさ感があります。
ふさふさした毛の足、肉球はきっと毛にうずまってるんだろうな~と思います。

丸山応挙は、やはり遠近感を重視する人なんだなと思います。
のびのびしているけど、おさえるところはおさえているというメリハリがあるのが好きです。

思わず見た瞬間に微笑んでしまったの山口素絢「朝顔狗子図」。ころっころ。


酒井抱一の「花鳥十二ヶ月図」、本当にこれはなんというか気品がありますね。

素朴な感じの玉堂や、わりとラフというかワイルドな感じの鉄斎も、皇室のコレクションだとどことなく、いつもよりもすっきりと洗練された感じの作品になっています。

最初から皇室向けにそういう作風にしたものなのか、皇室の好みで集めたものが結果的にそういう作風のものばかりになったのかはわかりませんが、皇室コレクションのカラーを少し感じます。

安宅コレクションのとき(ああ、これホントにすばらしすぎて多分レビューにしてない・・・)にその趣味の良さに驚嘆したのですが、明確にそのコレクションのカラーが出ている展示というのは面白いです。



装飾・工芸は、置物の壷などはヨーロッパの万博などを意識してか異常に大きくてギンギラな感じのものが多いのですが、人物像などは精緻ですごいです。
官女置物の、象牙だったと思うのですが衣の表現とか、ため息が出ますね。

螺鈿細工なども素敵。

「萬国絵図屏風」は、単眼鏡持ってくればよかった!とちょっと後悔。
多分、これがイスタンブールで、これがパリ・・・だよね・・・?とか思ったのですがどれがどれやら自信がありません。

多分、以前にBIONBO展で見たので、図録を探せばあるかな?


できれば2期もみたいのですが、人ごみが・・・。

元気があったら行きます。

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