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2009年は水城せとなが来る!
午後からおきだしてちょっと家事した以外はひたすらPCに向かう不健康な管理人です。
だって、だってさ!
また明日から仕事なんだもん。
残業なんだもん。
でも書きたいことの3分の1も書けてないんだもん!!
もんもん言ってるうちに思い出しましたが、ドラえもんの今の声、結構好きです。
同じ年代では少数派かもしれませんが、実はドラえもんアニメ化にあたって、最初に大山さんの声を聞いたときに
「自分の中のドラえもんの声イメージと違うな~」という思いがあって、長年見てもその違和感がぬぐえなかったんですよ。(あう、すみません)
それにしても我ながら適応性ないっすね。
でも!
今回のドラえもんの声はかなり自分のイメージに近いんですよ。
長年慣れ親しんだドラえもんの声とチガーウ!と言われて大変だとは思いますが、しのぶん的には断然このドラえもんを支持しますよ。
あ、サザエさんのワカメちゃんの今の声にはなかなかなじめません。
だからチガーウ!と思う方の気持ちもわかるんですが、大山ドラえもんで育った世代でも、こういう人間もいるよ☆ということで一つ。
・・・関係ない前置きは拙ブログのスパイスなんです、うん☆
で、本題に入りますと。
とりあえず言おう。
今年は水城せとなが来ると!!
秋田書店






だって、近所の本屋ならびに古本屋が最近急に水城せとな置くようになってるんですよ。
管理人は去年、BLマンガ↓を購入して初めて知った漫画家さんだったわけですが、
小学館クリエイティブ






少女漫画の『黒薔薇アリス』の1巻を購入して確信しましたね!
この人はエロい人だと(笑)!!(ほめ言葉)
そしてファンに。
秋田書店



で、そのときに流架さんからのコメントで知った『放課後保健室』を大人買いですよ。
1巻を試しに買って、あまりの衝撃に一気に購入してしまいました。
昨日もなんか眠れなかったので読み始めたら最後(10巻)まで読みきっちゃって朝5時ですわ。
なんというかぐいぐい引っ張られて眠るどころじゃないという感じのテンションになってゆきますよ。
作者が好きなものをすべて詰め込んだ、とコメントしていますが、もう、それがすごくわかる!
なんかすごく熱い、独特の迫力があります。
話としては、寄宿制の学校(ここもポイントか?とにかく夢のような美しい校舎や構内の設備のデザインにも注目。モデル校があるらしいんですが、どこだろう)の学園もの。
・・・と、思いきや。
主人公の一条真白は上半身は男性、下半身は女性というカラダを持っています。
男子生徒として暮らしている彼が初潮を迎えたその日、謎の保健室の先生があらわれ、彼をあるはずがなかった地下の保健室へといざないます。
そこでこれから「卒業」するために毎週行われる授業に出席することになるのですが、
その授業とは「夢」を見ること・・・。
「夢」では恐ろしい姿の他の生徒たちと対峙しなくてはならない。
ここの、夢のシーンがすごく怖い!
ダークで、エロで、謎が謎を呼ぶストーリーです。
そもそも「卒業」していつのまにか生徒がいなくなる学校、謎の保健室、なんでも知っている女の先生(好みだ)、夢を見るしくみ、などどこか非現実感をともなう学校は、
「これ、一体どういうことなんだろう」という興味をかきたてて続きを読まずにいられません。
男として生きるのか、女として生きるのか、揺れる主人公が成長してゆく、その先は?
思春期ダークファンタジーということで、ちょっと怖くてエロいものすごくユニークな作品だと思います。
最後まで読んで、また最初から読むと伏線が色々あって見事な構成になってるところにも「ううむ」とうなります。
最後の「先生」のメッセージは、主人公だけでなく、読者すべてに対する作者からのメッセージだと思いました。
そして、あるがままの自分を受け入れる決意をする主人公の姿も、我々自身に重なるのではないでしょうか。
後半は色々驚く展開です。そう来たか!と。
人の強さについて、色々な側面から考えさせられると思います。
読む人の数だけ、色んな物語を読み取れるハズ。
とはいっても、普通にドキドキハラハラ萌え萌えできることも保証するので、難しく考えずとりあえず1巻だけでも手にとってみてください!
多分我慢できずに大人買いすること請け合いデス。
⇒ネタバレがあるので、読了してから読んだ方がいい作者インタビューの記事はこちら
秋田書店




秋田書店




秋田書店





↑表紙は子供時代の蒼と、姉ちゃん。
秋田書店




秋田書店





秋田書店






各キャラについては、主人公わりと好きですが、確かにはっきりしないところにイラっとさせられなくもない。でも、謎の授業に対する目線が読者に一番近いせいか、一番感情移入ができるのはやはり主人公。
ビジュアルも、雰囲気も好きなのが保険の先生。
先輩も結構好き。
<ネタバレにつき反転>
卒業するときにのしかかって痛がる真白の身体から鍵を取り出すシーンはどう見ても擬似初体験ですね。うむ。黒い人って好きさ。
蒼の姉ちゃんもわりと好き。
M男新橋はとてもいいヤツですが、まったく理解しがたい。
天才少年も結構好きだ。
後半の紅葉(表紙のツインテールの女子)、とくに最後の夢の中のメタモルフォーゼはすごくよかった。
とっくに完結しているけれども、とりあえず今イチオシの作品デス。
で、最新刊のこっちも買ってみましたよ。
小学館




これはですね、タイトル=主人公で、表紙のイケメンは好きな先輩(女・BLじゃないのさ☆)に振られ続けて渡仏&一流ショコラティエになって帰国、チョコ好きな彼女の心をゲットだぜ!としつこくねばる話です。
・・・ごめん、全然共感できない・・・。
だって、好きな先輩ってすでに結婚してるわ、性格悪いわ、顔もそれほどではないわで
一体どこがいいんだYO!と他のキャラからもつっこまれてるくらいだし、
なんで数年間そのまま恋心を維持できてるのかよくわかりません。
なんかの病気じゃないのかソレ。
粘着質というか妄想癖いうか。
・・・と言ってるわりには、良く考えたら全く報われることのない2次元のキャラ相手に何年も萌え続けてる自分を振り返り、他人事ではないことに気づいた初春。
いやあ、でもさ、せっかくモテモテのショコラティエになったんだから、マジで新しい相手とであった方がいいって!
可哀想萌えが発動せずに、なんかイラっとしてしまうのはなぜなのだ。
あれか、BLマンガにでもなればいいのに!とか思ってしまうからでしょうか。
性悪女にひっかかって懲りた主人公が男に走る、と。
これなら無理がないよ?
一緒に帰ってきたフランス人の彼なんかどうですか。
とりあえず追いかけますが、あんまり先輩と結ばれてほしくないよなあ。
窮鼠もそうだったけど、水城せとなさんは現実の大人の女の性格の悪さを描くのが上手いな~と思います。

