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レオナール・フジタ展

2009.01.07(22:47)
[1/12に書きました]
2008年の反省を踏まえて、アートについては極力短め感想でいきます。

■レオナール・フジタ展 上野の森美術館

スペシャルサイト(ちょっと重いです)

図録は買ってしまいました。格安チケットで購入。


今回初めて来日する絵が多く、見ごたえがありました。
2006年の近美の藤田嗣治展(関連記事はこちら)もよかったですが、今回は「乳白色の美女たち」がたくさん見られた上、群像の大作があり、行って大満足。

裸婦は、二人でくっついているシリーズと寝そべっているものが好きです。


最初期のパリ風景はどんより(このあたりは以前も見ました)してますが、おしなべてパリに住んだ日本人は灰色の暗い風景画を描きますよね。
実際にどんよりしている冬風景と、鬱屈した精神状態がそうさせるのかなあと思ったり。
モジリアニ風のタッチの絵は言われないとフジタだとわからない。

鉛筆デッサンは木炭を使って、独特の肌の濃淡が出ていて、デッサンの段階から完成形に近い雰囲気です。



「ライオンのいる構図、イヌのいる構図」は、ライオンなどの猛獣が檻に入れられ、少し凶暴そうな雰囲気のあるイヌはつながれ、おとなしそうなイヌやネコはのびのびと自由に人間たちの間にいるのが印象的。
脅威になるものは閉じ込められ、のびのびとくつろぎ、共同で作業を行う人間の文明生活を象徴しているようにも思えます。

荒々しい「争闘」は、ミケランジェロちっくというか、筋肉のもりかたが、絵巻物などに見られるような日本の裸体表現に近い感じがしました。
肉の塊がぶよぶよもりもりしたようにも見える独特の筆での表現、
ふくらはぎなど、「おなら草紙」なんかの人たちのゆるんだ肉体にも通じる雰囲気です。

Ⅰの手前左から2組目はちょっと怪しいポーズで一瞬焦ってしまいました。

これらの大作の修復作業のビデオが面白かったです。
担当者はとてもデリケートな修復を求められたと話してます。
モノクロームで独特の水彩の技法を用いているために、色が少ないとごまかしがきかず、絵の具を固定するためには通常用いるものではなく、特別に作った材料でなければならなかったそうです。




2階ではアトリエを再現してあり、ついたてなど実際に自分で装飾して使っていた家具なども見られました。
アトリエや教会のミニチュアがあってドールハウス好きとしては嬉しい。

カトリックに帰依したフジタの、宗教関連の絵画シリーズが豊富でよかったです。
イブが数作あって、どれも瑞々しい乙女できれいです。
リトグラフとその他でビミョウに髪型が違う。

晩年のフジタは結構体型が丸くなってたのが意外。(おなかがポン、と出てる)ヨーロッパの食生活のせいでしょうか。

フジタが作った教会「平和の聖母礼拝堂」は、細部までデザインを担当していました。


フジタの描く猫ってやんちゃ坊主な感じで、「フギャー!!」「アオー」とか元気に鳴いてる声が聞こえてきそうです。
たまにおとなしく寝てるコがいるとこれがまたとてつもなくかわいい。
絵葉書も買ってしまいました。

宗教者としてのフジタの晩年の暮らしぶりがよくわかる展示で、一層フジタ像が自分の中で明確になった感があります。

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